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好きと愛してるの間
第10章 それぞれの思惑 想い 念い
料理やデザートのお皿を運び出すキビキビした動きに笑いが止まらない

全部出して「千夜さんのです 良かったらどうぞ ゆうくんありがとうございました」私が言うと
「俵型のおにぎり だし巻き卵にきんぴら お味噌汁 どうして?」私の側にいてお昼も食べてなかったから そう言うと驚いた顔
「ありがとう 実はお腹空いてたんだ」はにかむ笑顔が一瞬ドキッとさせるほど甘く優しい
「いただきます」お味噌汁を一口 美味しいって良かった

ゆきとさんが持って来てくれた布団にゆうくんを寝かせて片付け 
「みゆちゃん料理完売!」青い頭の葵さん 私がお皿を洗ってると走ってこちらに 
「もうないのかって聞かれて大変だった」って 何より嬉しい言葉 
「余った食材でデザート盛にしました これで最後です」たくさんのフルーツ 簡単なジャムを作ってクラッカーに挟んだり3台分を渡す あのーって ?何
「お味噌汁まだある 良い匂い」頷くと おじやが食べたいって 了解って言う間もなく走り出す

「葵は家庭の味が大好きなんだ 赤ちゃんの頃はお婆ちゃんに育てられて亡くなってから施設に 親の顔は知らない 言葉足らずで虐められてさとしが拾ったんだ ガリガリで名前もさとしがつけた 改名して戸籍ちゃんとして今はハギの手伝いしてる」千夜さんが
個人情報なのに大丈夫?
「榊さんには全部話したい俺達の事を 勝手に調べたし巻き込んでしまったから 友達が困ってるんだから助けたい 今度は守らせて」早々に退散したいしまた会うことなんてないと思ってたけど優しく言われると困る 曖昧に頷くと ありがとうって 

「みゆちゃん!」葵さんが 助かったかも あまりにも甘い雰囲気に酔いそうだったから
「用意しますね」二人の視線が私を追う 緊張してしまう やりずらい

「出来ました」だし巻き卵 キュウリの浅漬 おじや 一口一口味わうように 美味しいって何で涙目?

「みゆ?葵まで泣かせたの?」また何で宮坂さんがいるの?タイミング最悪
知らないし 片付けで忙しいふり たくさんのお皿に必死になる
「みゆ 俺と結婚する?」突然だな 無視してると後ろに人の気配 思わず逃げたし千夜さんの後ろに
「止めとけさとし 番犬どもが戻ってくるまでお姫さまの護衛係頼まれたんだ さとしでも容赦しない」

                                  
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