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好きと愛してるの間
第10章 それぞれの思惑 想い 念い
「何が欲しいのかな?」グズグズ泣き出すゆう ちょっと抱っこしてて 母がキッチンに リンゴをすりおろしてゆうに
「俺の朝御飯やでしゃあないたくさん食べろ」口を少し開けるだけ「そうや」確か引き出物であったはず

「これで良いか?」陶器のスプーン ようやく食べ出す「これもみゆちゃんが?」プラスチックや金属製が嫌いなんやって言うと 大変ねって感心してる
食べたら満足したのかウトウト ベッドに寝かす

二人でコーヒーをいれなおしてソファに ほっと一息
「大変やな 夜中泣くし小さな事にも気を使って ゆうみゆちゃんの側ではほとんど泣かないから手あんま掛からんしよく食べてるから安心してたのに こんなに繊細なんやな」頷く母がボソッとしかも頼まれた他人の子供なんよって確かに
「文句1つ言わへんし 楽しいって 早起きしてゆうの気持ちに寄り添ってニコニコ笑いかけて 女の人は偉大やな」頭が下がる
「お弁当も毎日可愛らしくて スイーツなんかプロよね 毎回楽しみでるい君には敵わないけどみゆちゃんみたいな子早くあんたも探しなね」って言われても
「うるさいな 後は様子見てるから少し寝なよ」後ろ髪引かれるように母屋に帰ってく

ゆうの側に 小さな手に大事そうに縫いぐるみが 可愛い寝顔 あんなに楽しげに笑うのはみゆちゃんが側にいるからなんだと改めて考えさせられる
彼氏の友達の子供 自分やったら無理やな
ちゃんと休めてるかな?美味しいご飯 舞台裏はけして見せない潔さ 大好きより深く 愛しさより痛いぐらいの尊敬と感謝 貴女に無理をさせるとわかっても美味しくて優しくなれる味の虜 餃子最高やったな ゆっくり眠りに ゆう何の夢見てるんや

泣き声?「ユキ ゆう君が起きたみたいよ」ヤバイ起きて顔を洗って外から心配そうに覗いてる母親の為に玄関を開ける
「おはよう 朝御飯にしようね」嬉しそうに抱き上げ歩き出す 二人で母屋に

野菜の炊き合わせにたまごがゆ「食べようね」なんだか嬉しそうな母親
「ユキいつ子供産んだんだ?」カイジにいが 面倒だな
知らん振りしてると横に スプーンは陶器のゆっくり食べてるけどあまり食欲ないみたい
「可愛いなぁ 母さん誰の子?」ユキの友達の子供よってメロメロな母親 こっちを見てるカイジにい
無視 視線を合わせない様に 
「ユキなんか言えよ」やけに絡むな 
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