この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
好きと愛してるの間
第10章 それぞれの思惑 想い 念い
「すいません勝手に」私が言うと構わないって
ピアノに凭れて 弾いてって
許可が出たしまぁ良いか

薄暗い部屋に月明かり 幻想的で神秘的ピアノの音だけが全て
時間を忘れてしまう

「みゆ アイツの何処が好き?」るいの事かな 突然私の顔を見詰めて
「他に心は動かない?」ピアノから指を離す「俺ではダメなの?」無理かな 艶やかな低い声
「初めて会ったとき耳が恋したんです 優しく甘い声 るいの側では自然と私でいられる 無理矢理合わす事も作る事もしなくて良い 私を知ろうとしてくれて理解してくれる ぎゅって抱きしめて大丈夫?ってそれだけで十分」アイツがもし不細工でも?からかうみたいに言う 
「わからない 今が現実で全てだから もしもは考えない 悩むだけ時間の無駄 るいがるいでなければ違う今があるかもだけどそれはわからない」私が言うと
そっかって「だけど心変わりがあるかもだし諦めない」っていたずらっ子みたいに笑う
諦めてよ もしもなんてない

「話は終わり?みゆちゃん帰ろうか?」此方へ歩いてくる姿は完璧な王子さま
「又何時でも来て 鍵渡しておく 共同経営者だ みゆはレストランフロアと財務を宜しく」必ず落として見せる小さく言い 鍵を握らせ「受け取らないとキスするよ」ってなんなの ため息しかでない

ゆっくり私の前にしゅうせいさんが壁に「人気俳優が片恋か」ニヤリと笑う 睨み合う姿は映画のワンシーンみたい じゃなくて
「お邪魔しました 片付け宜しくお願いします」さぁ帰るかな
「みゆちゃん ご飯いこう」私の手を握って歩き出す
小さくまたねだって もういいよ面倒

車に「みゆちゃん風の所に行こう」誰?場所を言われて もしかして風間さん?それでフウなんだ 

海沿いの道 風が気持ちいい 
「着きましたよ」私が声を掛けると後で深く座り寝てる?仕方ない

車を降り店に「いらっしゃ?みゆちゃん」嬉しそうに近づいて来るケンさん
「奥に どうぞ」車にしゅうせいさんが居ることを伝えると「じゃあこっちね 鍵貸してしゅう起こしてくる」離れに案内され「売れっ子俳優だから お忍びで」って笑う 

前はプライベートビーチ 小道を降りて砂浜に座る
風が少し冷たいけどなんだか落ち着く

「みゆちゃん風邪引くよ ルイと喧嘩した?」振り向くとケンさんが側に
「違うよ みゆちゃんと家出したんだ 俺を含めて皆勝手だから」


/483ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ