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好きと愛してるの間
第10章 それぞれの思惑 想い 念い
「横にいて 後ろばかり気になって前方不注意になっちゃうから」って台詞が甘過ぎる 千夜さんだから許される感じ 笑っちゃう恋愛ゲームみたい
真剣なのにって言われても

車は安全運転 窓の外行き先もわからない 携帯を握る手を優しく撫でて
「大丈夫?これから行くのは政治家や財界人 セレブって言われる人達のパーティー 断ってたんだけどみゆちゃんがあの場所に来てくれてさとしの気が変わったんだ 行かないと催促が凄くて 大物政治家の次男 今話題の実業家 誰もがお近づきになりたくなる肩書きだろ」確かに 
宮坂さんの側に忍さん 私の側に千夜さんがボディーガードしてくれるみたい


「みゆ 側に」車から降りると先に待ってた宮坂さんが 忍さんもいる
車のキーを千夜さんが預け 私の後ろに
「よしショータイム みゆスカートを揺らす様に歩いて 俯かない事 最大限きらの服をアピールしてやれ じゃないとキスするからな」成る程 了解

大きなホテルの会場の中に 前を歩く宮坂さん 直ぐに色んな人に捕まる 作り笑顔に笑いそうになるけど我慢 恥ずかしいしなんだか場違いな感じがするけど千夜さんが背中を軽く押してくれる 私はマネキン 今はそれで良い

「おや?みゆちゃんじゃないか?」あの人だ 固まる私を抱き寄せ宮坂さんが 
「この前のパーティーご出席ありがとうございました 今度オープンするお店の話をしていて是非此方のお料理を参考にさせていただきたくて参加させてもらいました 素晴らしい料理ですね」笑顔が営業スマイル
話し出す二人 ソッと私を離して後ろに


「では又」俯く私の耳元 キスするぞって 私はマネキン 軽く会釈して離れる
それからも沢山の人に呼び止められ 服を褒められればきらさんの事を話した

「もう良いかな」千夜さんが 会場から車に
そのまま来たのと同じように 今度は?
「疲れたよね ありがとうさぁ気楽に呑みに行こう」

一軒のお店に到着
「いらっしゃいませ 奥に」ガンガン音楽が流れて賑やかなクラブみたい?

ゆったりした個室に ソファに座り宮坂さんが笑い出す
「あの苦虫を噛んだ様な顔 最高だったな あのシェフもうみゆのこと諦めるだろうな」成る程

お酒が運ばれて来て テーブルにはお料理も すっかりリラックスムード
スーツの首もとを緩めて
「みゆ乾杯」?ダメだよ 私帰らなきゃ 車だし
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