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好きと愛してるの間
第10章 それぞれの思惑 想い 念い

「大丈夫 葵が運転するから」
帰りたい 豪華な料理 高いワインがテーブルに
「お手洗いに」私は立ち上がると千夜さんが側に案内してくれるみたい
「帰りたい?少し話せる?」お手洗いは口実だってバレてたか 奥のスタジオみたいなスペースに案内してくれる ギターもドラムセットもある
「今日はありがとう 久し振りに運転したよ」そう言えば スムーズな運転だった 小さく優しく笑う
「事故ってから精神的に運転するの怖かったんだ だけどみゆちゃんに話して恨んでないって言ってくれてから気持ち変わったんだ 人生を楽しもうって アイツが見たかった景色を一緒に感じて前向いてしっかり歩こうって 勿論死んだら殴られるのは覚悟してるよ」ふっ切れたんだ 忘れたり逃げないで抗う覚悟 笑顔が柔らかく 心臓がぎゅってされるぐらいの決意
ゆっくり立ち上がりクラシックギターを手に 掛ける言葉なんて見つからない位の決断に似た宣言に小さくエールを送りたい
歌い出した私に一緒に口ずさんでくれる 誰もが知る応援歌
歌い終えると拍手してくれる そして又話し出す
「さとしは特殊な環境で育ったんだ アイツの兄は全てが平均値で今はなんとか父親の威光で秘書やってるけどそれが限界じゃないかって言われてる
方やさとしは超天才 小さな頃アイツはその才能を見付けたお爺様に帝王学を叩き込まれたんだ 厳しく寝る暇さえ与えられないほど 海外で飛び級して大卒の資格取ったりだけど反発して お爺様が亡くなって家飛び出したんだ その頃にはモンスターになってた
誰もさとしを止められない 会社を立ち上げ莫大な財力でやりたい放題 だけどみゆちゃんを見付けた」小さく笑う 何だろう?
「ごめん さとしが言った言葉を思い出したんだ『俺よりモンスターだ』って 自分がモンスターって言われてるの知ってたんだって笑っちゃった
それから全てゼロから 力で捩じ伏せてたのを一つ一つ見直して チームとして個人プレーを止めて動き出した だけど」又笑ってる 何!?
「女性の扱いは苦手でね 豪華な食事やプレゼントそれで気を引けると思ってるんだ みゆちゃんにはなんにも通じないのに」って大爆笑してるよ
確かにそんなものは必要ないかな 食事は食べるより作りたいしプレゼントは貰うと戸惑っちゃう
だけど私がモンスターって 訳がわからない
帰りたい 豪華な料理 高いワインがテーブルに
「お手洗いに」私は立ち上がると千夜さんが側に案内してくれるみたい
「帰りたい?少し話せる?」お手洗いは口実だってバレてたか 奥のスタジオみたいなスペースに案内してくれる ギターもドラムセットもある
「今日はありがとう 久し振りに運転したよ」そう言えば スムーズな運転だった 小さく優しく笑う
「事故ってから精神的に運転するの怖かったんだ だけどみゆちゃんに話して恨んでないって言ってくれてから気持ち変わったんだ 人生を楽しもうって アイツが見たかった景色を一緒に感じて前向いてしっかり歩こうって 勿論死んだら殴られるのは覚悟してるよ」ふっ切れたんだ 忘れたり逃げないで抗う覚悟 笑顔が柔らかく 心臓がぎゅってされるぐらいの決意
ゆっくり立ち上がりクラシックギターを手に 掛ける言葉なんて見つからない位の決断に似た宣言に小さくエールを送りたい
歌い出した私に一緒に口ずさんでくれる 誰もが知る応援歌
歌い終えると拍手してくれる そして又話し出す
「さとしは特殊な環境で育ったんだ アイツの兄は全てが平均値で今はなんとか父親の威光で秘書やってるけどそれが限界じゃないかって言われてる
方やさとしは超天才 小さな頃アイツはその才能を見付けたお爺様に帝王学を叩き込まれたんだ 厳しく寝る暇さえ与えられないほど 海外で飛び級して大卒の資格取ったりだけど反発して お爺様が亡くなって家飛び出したんだ その頃にはモンスターになってた
誰もさとしを止められない 会社を立ち上げ莫大な財力でやりたい放題 だけどみゆちゃんを見付けた」小さく笑う 何だろう?
「ごめん さとしが言った言葉を思い出したんだ『俺よりモンスターだ』って 自分がモンスターって言われてるの知ってたんだって笑っちゃった
それから全てゼロから 力で捩じ伏せてたのを一つ一つ見直して チームとして個人プレーを止めて動き出した だけど」又笑ってる 何!?
「女性の扱いは苦手でね 豪華な食事やプレゼントそれで気を引けると思ってるんだ みゆちゃんにはなんにも通じないのに」って大爆笑してるよ
確かにそんなものは必要ないかな 食事は食べるより作りたいしプレゼントは貰うと戸惑っちゃう
だけど私がモンスターって 訳がわからない

