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好きと愛してるの間
第10章 それぞれの思惑 想い 念い

「ありがとう」って言われても 私なにもしてないのに
「帰りたいよね 鍵僕が持ってるよ どうしようかな♪帰したくないんだけど」爽やかに笑われてもな 困り顔の私に又笑ってるよ これでもモテるんだけどなぁって自分で言っちゃってるし
「ねぇ歌ってよ そしたら返してあげる 僕のお願いした曲とオリジナルお願いします」渋々了解
嬉しそうに曲をかけてくれて一度聴いてから
そのカラオケバージョンに私のギターと歌をのせる
スタジオだから音が響く
《あの時のあの子の声だ
優しいハスキーな
甘い甘い声》
歌い終わった私に
「鍵 返してあげる 「その子待った!!」なんだ
ハァハァ言いながら走ってきた 確か
「見付けた君?あのときの」ゼイゼイ言ってるからよくわからない 素早く私を後ろに隠して千夜さんが
「貴方は音楽プロデューサーの」
!encuentro!
小さな仲間内だけの誕生日パーティー それなりに楽しいけど気分は重いまま
しかし下手だな さっきからピアノを弾いてるやつ 笑えるぐらいグダグダ 今の俺みたいだ
仕事少し休むかな
フロアの隅 ため息ばかりの俺には誰も近寄らない
ピアノの音が止まった あれじゃあな ビール飲んで帰るかな
?!音が変わった 優しく強く一瞬で心臓が仕留められた!
慌てて側に 可愛らしい女の子 歌い出した あれは確か今話題の俳優の子がやってるバンドの オリジナルはロックだけどこれはやたら艶っぽい ピアノの旋律に甘いハスキーな声 メロディが優しいからかピアノが強くだけどピッタリはまってる
「俺のギター!」その子の側に座りセッション ぶれない音は完璧でのみ込まれそうになる久し振りに血が沸騰しそう
歌い終ると直ぐに席を立って走って行ってしまう 待って!皆が拍手してる 後で聞けば良いか
「何で!わからないってどう言うこと?」
なんでも始め弾いてたピアニストは体調不良でフラフラで急遽代わりを呼んだんだけど間に合わなかったらしい おそらくオーナーの息子の知り合いではないかって あんなピアニストが客?嘘だろ 正体もわからないなんて あのとき聞いておけば 悔やまれて仕方ない 又聞きたい あまやかな歌声
「帰りたいよね 鍵僕が持ってるよ どうしようかな♪帰したくないんだけど」爽やかに笑われてもな 困り顔の私に又笑ってるよ これでもモテるんだけどなぁって自分で言っちゃってるし
「ねぇ歌ってよ そしたら返してあげる 僕のお願いした曲とオリジナルお願いします」渋々了解
嬉しそうに曲をかけてくれて一度聴いてから
そのカラオケバージョンに私のギターと歌をのせる
スタジオだから音が響く
《あの時のあの子の声だ
優しいハスキーな
甘い甘い声》
歌い終わった私に
「鍵 返してあげる 「その子待った!!」なんだ
ハァハァ言いながら走ってきた 確か
「見付けた君?あのときの」ゼイゼイ言ってるからよくわからない 素早く私を後ろに隠して千夜さんが
「貴方は音楽プロデューサーの」
!encuentro!
小さな仲間内だけの誕生日パーティー それなりに楽しいけど気分は重いまま
しかし下手だな さっきからピアノを弾いてるやつ 笑えるぐらいグダグダ 今の俺みたいだ
仕事少し休むかな
フロアの隅 ため息ばかりの俺には誰も近寄らない
ピアノの音が止まった あれじゃあな ビール飲んで帰るかな
?!音が変わった 優しく強く一瞬で心臓が仕留められた!
慌てて側に 可愛らしい女の子 歌い出した あれは確か今話題の俳優の子がやってるバンドの オリジナルはロックだけどこれはやたら艶っぽい ピアノの旋律に甘いハスキーな声 メロディが優しいからかピアノが強くだけどピッタリはまってる
「俺のギター!」その子の側に座りセッション ぶれない音は完璧でのみ込まれそうになる久し振りに血が沸騰しそう
歌い終ると直ぐに席を立って走って行ってしまう 待って!皆が拍手してる 後で聞けば良いか
「何で!わからないってどう言うこと?」
なんでも始め弾いてたピアニストは体調不良でフラフラで急遽代わりを呼んだんだけど間に合わなかったらしい おそらくオーナーの息子の知り合いではないかって あんなピアニストが客?嘘だろ 正体もわからないなんて あのとき聞いておけば 悔やまれて仕方ない 又聞きたい あまやかな歌声

