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好きと愛してるの間
第10章 それぞれの思惑 想い 念い
苛々する 何もわからない 店の人も誰も知らないなんて 絶対音楽関係の仕事だろう
ゾクゾクしたのは久し振り 優しく包み込む感じなのに喰われてしまわないように必死に曲をなぞる 
この仕事に就こうと決めた情熱だけで空回りな日々
それでも諦められなかったあの頃を思い出す

小さなクラブや演奏会行ける所には足を運んだ ダメなら音源を録音してもらって

「ダメかぁ」ため息な俺にアシスタントが
「呑みにいきませんか?良い場所見付けたんです 隠れ家みたいで料理もお酒もリーズナブルなのに旨いんです 定期的にイベントやってるみたいなんですよ」
気分転換するか 


確かに良い店だ 小さなテントみたいな半個室 奥は貸し切りが出来るスタジオもあるみたいだ
料理も旨くて酒も安い値段からバカ高い特別な酒まで幅広く揃えられていて有名人も通う店らしい


「ちょとトイレ」呑んで食べてほろ酔い加減 諦めるかな あれほどの技量の持ち主だこの仕事をしてれば又会えるそんな気がする
「仕事頑張ろ」小さく呟く自分に笑う 慢心驕り何処かでおもいあがってた バカだよなまるでピエロ

鼻唄混じりでトイレからの帰り小さなギターの音 巧いな思わず立ち止まる ?!この声あの時の体が勝手に走り出す 今度こそ捕まえてやる

「その子待った!」久し振りに走った なんだ人形か? 綺麗 だけど確かにあの時の


「演奏会か? 千夜一人占めか?」宮坂さんの声 で息を整えてる姿をチラリと見て「あなたは確か」
慌てて名刺を差し出す男性 チラリと目を落とし
「音楽プロデューサーで世界的に活躍されてる 「そんなことどうでも良い彼女は?若手のアーティストなのか?是非とも一緒に仕事をしてくれないか!」ため息の宮坂さん 
「落ち着いてください どうぞ此方に 怯えてしまいます」渋々座ると私を見つめて やっと見つけたって
そんな様子を見て宮坂さんが
「話が見えないんですが?彼女は一般人です 今日は親友の私の頼みに付き合ってもらって一緒にパーティーに参加してもらっただけです 一人で参加は寂しいですしデザイナーの綺羅の服を宣伝してもらいたくて 簡単に説明して頂けますか?」
彼は友達の誕生日パーティーで私と歌った事 名前も素性もわからないままもう一度会いたくて探してた事「心臓が仕留められたんだ」って 
ゆうくんと行ったお店でそう言えば歌った あの時の人か
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