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第10章 それぞれの思惑　想い　念い

「ありがとう　こっち来て」手を引っ張られ奥に奥に鍵はカードタイプ　「スタジオ」嬉しそうに
グランドピアノ　ギターが並びドラムセットがまん中
「凄い」私の言葉に　コツコツ集めたんだって嬉しそう
「黒の秘密基地　これを見たんだから巻き込まれてみゆ　さぁ今日はお開きにしよう　王子様が暴れだすよ」入り口で諦め顔　花巻さんもキョロキョロ回りを見て　
「あ！アシスタント置き去りだ」連絡して絶対待ってるから　宮坂さんに名刺を渡して走ってく
「みゆ　ゆっくり考えて　さぁ王子様カボチャの馬車になる前にお姫様を連れて帰りな　服の宣伝ありがとう　明日きらの店ヤバイよきっと」鍵を渡してくれて　またねって
黒さんが何度も頭を下げる　

ぎんさんがスキップしながらついて来た　案内してくれるみたい
「バイバイ　またねみゆちゃん　あの場所は何時でも利用して大丈夫だから」カードキイを渡され　ビックリした黒が笑ってたんだ　って嬉しそう
車に「疲れたよね　運転するよ」ってるいが　有りがたい　正直グッタリな感じ

走り出した車　寝てて良いよの言葉　明日の朝御飯どうしようって考えながらいつの間にか夢の中


**Would you forgive me for my selfihness？
「ふざけるな！」くまが怒り出す
まぁそうなるよな普通　帰ったらみゆがいなくて　シュウが泰成を睨んでるで付いてきたくまに事情を話すと怒りだした　　「離婚するかも」って
子供は？泰成は海外に赴任が決まり彼女は子育て放棄　泰成の両親も母親が亡くなってる　
「施設かも」って　そりゃあまりにも勝手だろ
くまが暴れだしそうだ　みゆなら何て言うだろ　さっき入ったメッセージには少し遅くなるって　なんだか呆れて言葉にならない　
「それでほんとに良いのか？」涙流しながら俯く姿に　どうすれば良いかわからない　って呟く
「僕が育てる！」くまが　待てよ冷静になれよ

みゆに言ったらどう答えてくれるかな
「わかった　別れる別れないは知らない　だけど海外に行く間は家に預けて行けば良い　ゆうにもそう言うんだ　くま　シュウ皆で協力しよう　お金の事もキッチリしてもらう　これは決定だ　帰って来たら必ず会いに来る事細かな約束を決めよう」僕の言葉に　ふて腐れた返事のシュウ　くまは渋々座った

はるかも来て泣きじゃくる泰成を囲んで話し合い