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第10章 それぞれの思惑　想い　念い

もう一度ありがとうって言って席に又チャイム
「お前らな」るいがため息　リョウさんも来た

なんだかんだ仲良し　皆で朝御飯

片付けして「行ってきます」って言うと送るよってはるかさんが大丈夫ですよ　自転車すぐだし


「おはようございます」課長の所に「今度の件断ろうと思ってます　此処に居て良いですか？」私が言うと嬉しそうに　勿論だよ　宜しくって

昼過ぎ海外事業部に
「中村専務　人事異動の話ですが御断りします」私の決断に　わかったって　渋々
「だけど此方の手伝いも宜しく　気が変わったら何時でも相談してくれ」って肩の荷が少し軽くなった感じ　だけど諦めない人が一人
「ダメだよ　よく考えて」って悔しそうな顔
答えは変わらない　頭を下げて頼まれた仕事　ワインフェアの細かなところ　
じっと見詰める視線に気が付かないまま

「戻りました」心配そうな課長に「まだまだお世話になります」笑う私に嬉しそうに「此方こそ　先生」だって　二人で顔を見合わせ笑ってしまう
残りの仕事　課長の手伝い　何時ものリズム

終わった　さぁ帰れる
「お疲れ様です」時刻は七時過ぎ　るいとご飯食べれるかな

？携帯の着信音『今どこ』悠くんから『帰る所よ』私が言うと『そのまま外に出て来て』ってなんだろ

「どうしたの？」会社から出ると
「捕まえに来た　この後用事ある？」って　無いけどるいとご飯
「かまってくれないからさらいに来た　少し付き合って」近くの駐車場に可愛らしい自動車「乗って」躊躇う私に
「いきなり襲いかかったりしないよ　だけど乗らないと暴れるよ」暴れるって　思わず笑ってしまうと
「行くよ　美味しい料理と音楽の前に着替えだなぁ」急かすように車に乗せられる

車が走り出す　安全運転　何処に行くんだろう

「みゆちゃん着いたよ」此処は「やだぁみゆちゃんじゃないの　宣伝効果抜群で電話やメールが凄いのよ」きらさんがぎゅって　ありがとうって囁く
「なんだよ知り合いかよ　宜しく　カジュアルな感じで」って　


「格好いいし可愛い　歩いてみて」もうされるがまま
黒いシャツに緩くネクタイ　ライダースジャケットみたいな上着　ワインレッドのレース生地の透けかんのあるワイドパンツ下に黒のショートパンツ　ごつめのブーツ
「完璧！やだぁ一枚だけ撮らしてね　腰に手を　そう！で少し澄ました感じで」嬉しそうに送信って
悠くんが側に