この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
好きと愛してるの間
第10章 それぞれの思惑 想い 念い
予め資格取得や勉強の目標がたてやすいし 何より数字が好きなの」ふーんって 何か考えてる

ゆっくり私の手をとり 長い指って呟く
「マニキュアとかしないの?」料理作るからしないかな 
自分の手と重ねて 細い 俺の方が手がでかいのに指の長さ一緒ってうけるなぁなんて
だんだん寄り掛かりながら 甘えた てか危険かも?
「お手洗いに行って来るね」そっと離れる
軽く首筋にキス 迷子にならないでねって子供じゃあるまいし

フロアの奥にお手洗いが バーカウンターの前を通ると店員と揉めてる?フランス語と英語が混じった感じ

帰りもまだ 一方的に言われて店員は今にも泣きそうな顔 店長を今呼んでますって 伝わってるのかな
『何かありましたか?店長を今呼んでますって言ってますよ』私が言うと二人が同時に私を見る

「フランス語話せるの」少し片言だけど日本語話せるんじゃん
私が頷くと 何でも久しぶりにバーに寄ったこと 何時ものを頼んだら味が全然ダメで店長を呼んでくれと言ったら休みだって だったらカウンターは休みにするべきではないかと 単なる我が儘
「スクリュードライバーを」頼んで私に渡す 
美味しいけどなぁ ウォッカの量が微妙にオレンジジュースと合ってないのかな 

「貴女はカクテル作れますか?」突然だな 出すぎた真似したくないんだけど 困ったな

「みゆちゃん 遅いから迎えに来たんだけど」私が経緯を悠くんに話すと
「作れるの?」ってまぁ 急に私の後ろにジャケットを脱がせて
「オーナーには説明するから お願い タクシーお願いするから俺も呑みたい!」って
はぁ 髪を輪ゴムで纏めて しっかり手を洗う
久しぶりのカウンターの中 
『何になさいますか?』私が言うと「ジンフィズ」一言 また難しいのをシンプルだけど気を抜けない

何が何処にあるか聞いてゆっくり深呼吸 なんだかワクワクしてきた

私の手元を見詰める スクリュードライバーを呑んでたから配合はこれにしよう

「お待たせしました ジンフィズです」ゆっくり口に緊張する
味の事を何も言わないで「サイコロステーキを」ってダメだったかな 心配だけど

「みゆちゃんエルディアブロ作れる?」良いけど「飲み過ぎ注意ですからね」気持ち切り替えて

「お待たせしました」一口呑んでニヤリ 私の手を捕まえ テキーラの量加減したなって ばれたか
「だけど美味しい」

/483ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ