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第10章 それぞれの思惑　想い　念い

名残惜しげに歯形にキス服を着せてくれてるいも　上で二人でシャワー
「ご飯にしよう」筑前煮にお味噌汁　二人で食べる食事　時間もまだ大丈夫

食事の後コーヒ―まで用意してくれて膝立ちで私の前にイスの肘掛けに手を
「みゆ正直に言ってね　ゆうくんや食事の仕度負担じゃない？僕はみゆが一番大事　それは譲れない　無理をするなら全部断っても構わない」真剣な顔　少しだけ下に　見上げたるいの不安げな顔　笑ってしまう　何時もより近くアングルは逆
「大丈夫ですよ　二人きりも嬉しいけど皆と食べる食事や賑やかなのも大好きです　ダメならちゃんと相談します　だからいっぱいぎゅってして下さいね」
わかったって　私のシャツのボタンを外し　歯形にキス
「ゴメン　案外気に入っちゃった　こんなに独占欲が強いなんて自分でも歯止めが効かないぐらい」頭をぎゅって抱き寄せ　るいのですよ　恥ずかしいかも
「ありがとう」チュッてキス　ご機嫌なるい
さぁ仕事

「行ってきます」ぎゅってして　離したくないって離してくれない　悪戯に甘い声で好き囁いて私なりに深くキス　ビックリしてる　るいから逃げなきゃヤバイ！
行ってきます　走り出した私に　歯形いっぱい付けてやるイタズラ子猫のみゆって　知らない

歩いて会社に行くかな　捕まえた　？！
「一緒に行こう　自転車無かったから」るいが　抱きしめて　今は我慢してあげる私を車に押し込み胸に噛み付く　２個目って嬉しそう　歯形だらけになるよ

信号の度に手を引き寄せキスしたり　やたら機嫌が良い
「バイバイ」会社の前　約束ねって携帯を振る
がんじがらめだな　まぁ安心してくれるなら

「おはようございます」さぁ仕事パソコンの前　効率的に終わらせなきゃ

よし大丈夫「席外します」課長が無理するなよって　フェアも大詰め　頑張ろう

レイアウトやポスターデザイン　これはデザインの部署の人も一緒に
「何でも出来るんだね　君はなぜ経理に？」来たよ面倒な人　無視　集中してるふり
画面上に描いてくポスターデザイン　デザインの人と一緒に

「榊さんだっけ？此処にくる気ない？」誰だっけ確かCGを担当してた人　私も手伝いだけですからって　名前も知らない

後はいよいよ本番を成功させるだけ　何回か参加すれば終わりだ
「戻ります」だいぶかかったな　急いで戻る
残り　帰ったらゆうくんがいるんだ　早く終わらせなきゃ