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第10章 それぞれの思惑　想い　念い

「良い匂いだね　おはよ」ゆうくんを抱っこしてくまさんが　ゆうくんはまだ寝てる
？モゾモゾ　泣き出した！早いけどご飯にしましょう

急いで急いで　チャイムの音
「何？運動会？」はるかさんが笑って入って来た　
くまさんがワタワタしてるから
用意して皆がテーブルに　ゆうくんのは甘さ控えめでバゲットもしっかり軟らかく
「くまさんミニグラタンをバゲットに美味しいですよ」旨い最高って　ゆうくんにも切り分けて　はいって　食べるなぁ　食べなかったが嘘みたい

「みゆちゃんは天才だね　あんなに一生懸命食べてるよ」じっと見てる　なんだはるかって　後ろからるいが助かった
「るいおはよう　くまさんタルトタタンですよ」？タルタルタタタン爆笑　噛み噛みグダグタ
「リンゴたっぷりのタルトタタンです」ゆうくんのはアップルパイの一口サイズ

ゆうくんはフォークで刺してご満悦　
「一口では無理だよ」くまさんが慌てても平気　るいが「あり「もうたくさん聞きました　大丈夫約束守ります」だから歯形はもう勘弁ですよ　小さく耳打ち
るいがぎゅって　約束出来ないなぁって皆の所に
もう！仕方無いか　

「はるかさん」何？ってこちらに「ゆうくんのお弁当です　差し出がましいかも知れないんですが」嬉しい！実は保育所のご飯も食べなかったんだって
皆が楽しそうに食べてる姿は幸せ　

ゆうくんは歯固めクッキーをガシガシ　くまさんのに手を出して一口もらって又ガシガシ

さぁ片付いた　会社行かなきゃ週末はしゅうせいさんのお手伝い

「送ってくよ」はるかさんが　今日は休みみたい
行ってきます　るいが側に手を振ってくれる

車に「みゆちゃんありがとう」はるかさんの優しい微笑み　気にしないで下さい私が言うと
「このままドライブする？」って
会社でお願いしますに笑ってるよ　大丈夫かな

無事に会社の前に　帰りも迎えに来るよって
「大丈夫ですよ　自転車置きっぱなしだし」買い物あるだろってさすが鋭い　るいは今日は遅いみたいって　連絡ちょうだいって手を振って行っちゃった
頼むしかないか

「おはようございます」少し早め　湊さんが私の方にイスを向け　イナミさんと終電まで話が弾んで喋ってて　帰ってデザインの本広げたら寝不足になるぐらい夢中に無糖のコーヒー買ったけど　苦くてって
「じゃあ　一口アップルパイどうぞ」給湯室に紙皿があるから待ってて