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好きと愛してるの間
第10章 それぞれの思惑 想い 念い
一息ついて
「笑わない彼女を見つけた 笑って欲しくて自然と僕は笑うようになってた 藤前さん別れようサヨナラ」
毎回許してくれたじゃない!反省したし

「もう無理なんだ」扉に近づきもう一度 キッパリとした言葉で サヨナラって 仕事に戻らなきゃいけないしって もう顔も見ない

沈黙 最低 呟く言葉がなんだか強がりみたい そのまま出ていく

「ゴメン巻き込んで ありがとう二人とも」疲れきった感じか痛々しい やっと終わったなって湯川さんも出ていく
「みゆちゃんありがとう あそこで叫びだしそうだった 今さらなんだよって奥に引っ張られて冷静にサヨナラ言えた もう未練も後悔もないよ」ぎゅって抱きしめられる 待って私お昼休み中!
「あの渚さん」匠って あぁっと お昼休みの時間が
「ゴメン!えっとランチ?」コーヒーを買いにって言うと 直ぐに用意するって走ってく
仕事はほぼ終わりだし大丈夫だけど

「時間大丈夫?」コーヒーを渡しながら 巻き込んだから奢るよって 大丈夫です又来ます笑う私に 了解って なんだかぐったりな昼休み

「戻りました」頭切り替えなくちゃ 

バァン!又来たよ前と同じ様に ルカさんはどうしたの
「榊さん今日は海外事業部に来ないの?」行かないよ 私経理だし
「はい後は近藤さんが 私は一旦終わりです」にふーんって思案顔 わかったなんて帰ってくけど不気味

早く帰ろう 朝の占いは見なかったけど最悪な気がする あまり信じないけどたまに気になったりする
「榊さん」課長が呼んでる 手伝いかな
今度はデザイン 広告戦略部から呼び出しだって なんなんだか

「榊です」こっち手をヒラヒラ振る伊波さん 柔和な笑みがなんか企んでる ため息つく私に
「仕事終わってるんだろう 手伝って」
ここ榊さんのデスクねって いちいちの笑顔がウザいし異動聞いてないんだけど
「わたしは「経理だよね 知ってる だけど午後からは暇だろ」ニヤリ 暇じゃないから

まわりにはラフでスタイリッシュな人達 チラチラこちらを見てる 小さな声で
「僕のテリトリーへようこそ」ほんとに笑顔が爽やかで腹立つ 睨む私にゾクゾクするって ヤバイ人確定

帰ることだけ考えよう「何をすれば」もう何でも良い
ムカつき過ぎてどうでもよくなった さっさと終わらそう
「みゆ大好き」って言ってからゴメン榊さん宜しくねってわざとだよね?
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