この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
好きと愛してるの間
第10章 それぞれの思惑 想い 念い

まわりの女の人がギョッとしてるから
「何をすれば!」賢いなぁって バカにしてるよね
席に座らせて「意見が欲しい」急に真剣な顔 仕事モードね 了解
幾つかのデザイン 意見を言い合いながら
「これはこのニュアンスかな?」全部英語 何度も読んで私なりの意見 なるほどって
「これは?」今度は中国語 これは全然オーダーと違う 赤ペンを借りて 丸を付けながら説明 さすが室長頭の回転も柔軟な考えも凄い早い しかし近いなぁ 少し離れても間を詰める
こんな時でも意地悪だな わかっててわざとらしい
性格悪すぎ! たまに手に軽く触れたり だけど声を出すと絶対相手の思うつぼ 睨んでもにやにや笑う絶対楽しんでる
「以上ですか 戻ります」もう無理!
ありがとう コーヒー奢るよって 要らない!
二時間も付き合ったんだから気が済んだよね とびきり優しい笑顔 悪魔の微笑み
「休憩するね」なんなの 猫なで声にゾワゾワする
絶対性格ひねくれてるこの人
行くよって 無理 頭を下げ逃げるように歩き出す私にクスクス笑ってる もう手伝わないから
「戻りました」に課長が心配そうに此方を
もう全部面倒 中国語の翻訳頼まれただけですからってごまかす 安心した顔
残りの仕事やっぱり落ち着く
「榊さん今度はデザイン?」又来たよ 中国語の翻訳頼まれただけですにふーんって
「仕事終わるって?」まだもう少しにまたふーんって
諦めたかな 待つよ すいませんに
「そればかりだね」機嫌悪そうに出ていく
プライベートまでは踏み込まれたくない
終わった 帰れる もう残ってる人もまばら
「お疲れさまです」るいから連絡してって
会社の前で待ってるとくまさんが ゆうくんはるいと家に
晩御飯は天津飯 小籠包 春雨のスープに空芯菜と海老のサラダ
着替えて厨房に ゆうくんがお風呂に入ってもうテーブルにスタンバイしてる
野菜たっぷりのスープに小さなオニギリ おからハンバーグ
スプーンも上手になってきた 皆のご飯も
デザートは「これ何!」渡したお皿を見て綺麗ってうっとり
「九龍球って言います ビー玉みたいでしょ」クーロンキュウって言うんだって ゆうくんは危ないからゼリー軟らかめにフルーツを入れたの
だけど くまさんのを狙ってる
フォークを握ってかまえてるよ 二人のやり取りに癒される
るいも見た目綺麗だし美味しいって
「何をすれば!」賢いなぁって バカにしてるよね
席に座らせて「意見が欲しい」急に真剣な顔 仕事モードね 了解
幾つかのデザイン 意見を言い合いながら
「これはこのニュアンスかな?」全部英語 何度も読んで私なりの意見 なるほどって
「これは?」今度は中国語 これは全然オーダーと違う 赤ペンを借りて 丸を付けながら説明 さすが室長頭の回転も柔軟な考えも凄い早い しかし近いなぁ 少し離れても間を詰める
こんな時でも意地悪だな わかっててわざとらしい
性格悪すぎ! たまに手に軽く触れたり だけど声を出すと絶対相手の思うつぼ 睨んでもにやにや笑う絶対楽しんでる
「以上ですか 戻ります」もう無理!
ありがとう コーヒー奢るよって 要らない!
二時間も付き合ったんだから気が済んだよね とびきり優しい笑顔 悪魔の微笑み
「休憩するね」なんなの 猫なで声にゾワゾワする
絶対性格ひねくれてるこの人
行くよって 無理 頭を下げ逃げるように歩き出す私にクスクス笑ってる もう手伝わないから
「戻りました」に課長が心配そうに此方を
もう全部面倒 中国語の翻訳頼まれただけですからってごまかす 安心した顔
残りの仕事やっぱり落ち着く
「榊さん今度はデザイン?」又来たよ 中国語の翻訳頼まれただけですにふーんって
「仕事終わるって?」まだもう少しにまたふーんって
諦めたかな 待つよ すいませんに
「そればかりだね」機嫌悪そうに出ていく
プライベートまでは踏み込まれたくない
終わった 帰れる もう残ってる人もまばら
「お疲れさまです」るいから連絡してって
会社の前で待ってるとくまさんが ゆうくんはるいと家に
晩御飯は天津飯 小籠包 春雨のスープに空芯菜と海老のサラダ
着替えて厨房に ゆうくんがお風呂に入ってもうテーブルにスタンバイしてる
野菜たっぷりのスープに小さなオニギリ おからハンバーグ
スプーンも上手になってきた 皆のご飯も
デザートは「これ何!」渡したお皿を見て綺麗ってうっとり
「九龍球って言います ビー玉みたいでしょ」クーロンキュウって言うんだって ゆうくんは危ないからゼリー軟らかめにフルーツを入れたの
だけど くまさんのを狙ってる
フォークを握ってかまえてるよ 二人のやり取りに癒される
るいも見た目綺麗だし美味しいって

