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好きと愛してるの間
第10章 それぞれの思惑 想い 念い
なにこの人 会ったばかりだよ
「それは失礼 だけど音合わせしたいんだ みゆちゃん貸してくれる?あぁそう 差し入れの約束宜しくね」みゆちゃんのケーキ大好きなんだって

「きょうさんは食べたことあります?絶品なんですから」さぁ行こうか きょうさんから私を離して さっきのスタジオの奥がステージなんだって 空気読めない感じなのに有無を言わせない 笑顔なのに感情が読めない 優しく背中撫で行こうかって
少し歩いて 外のベンチに私を座らせ 待っててって缶コーヒーを渡してくれる
ビックリし過ぎて小さく震える私の背中を撫で
「大丈夫?昨日はコウがみゆちゃんの所にお邪魔して今日はこれじゃあビビるよね きょうさんが一目惚れしたのわかった みゆちゃんしか見なくなったから アイツ僕やシンのスタイリストなのに 少し思い込みが激しいから面倒なんだ 
僕はめい 25才 三兄弟の一番上 コウは女が恋愛対象じゃないしビビりだから大丈夫ってだけどきょうさんはマズイって必死に探したんだ
間に合って良かったよ 男が苦手だよね ちゃんと距離を取ってる だけどきょうさんは油断した?
アイツ女だったのは身体だけ 心は完全に頭イカれたドSなサディスト 前僕の友達がアイツと付き合ってたんだ アイツからじゃなかったけど彼女付き合えて嬉しそうだった だけど獲物をいたぶるみたいに」
小さくため息
「大丈夫 別れて幸せな結婚したよ」みゆちゃんはきょうさんが好き?に
「好きな人がいます」笑う私に 確かに心臓撃ち抜かれるわって 
誰とも違う優しい話し方 暖かな日だまりみたいな人
「めいさんモテそう」に良い人で終わっちゃうんだよなって 
「シンは女好きでガンガン攻めるタイプだし シュウは色気あるだろ まぁ中身はガキ大将とあまのじゃくだけど コウはバイだけど何せビビりの弱虫だから 僕はまぁメンバーの中和剤かな」それより ケーキ得意だよねって
そうだ私が携帯の写真を見せると目をキラキラして
「和菓子も作るんだ食べたいなぁ」じっと見て 真剣にパティシエ目指してたんだ 才能はなかったけどって呟く 携帯の音
「ヤバイ呼び出し 大丈夫?」落ち着いた 頷くと 行こうかって 並んで歩く 触れない優しさに気持ちがほっとする

「なんだよ めい みゆ気に入ったか?」シンさんがニヤニヤ そこで会ったんだよ音合わせしよって素知らぬふり


 


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