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好きと愛してるの間
第10章 それぞれの思惑 想い 念い

「帰れますよ」にお願いします 電話の向こうで土下座する勢い 今夜のパーティーの人手が足りないらしい ゆうくんはくまさんがるいはまだ仕事
「了解です」慌て会社を出る
電車に久しぶりでちょっとソワソワ 帰宅ラッシュだけど此方は比較的空いてる
駅で降りて言われたとおりの出口にタクシーで目的地に スゴイ着いたのは立派な日本家屋
「みゆちゃんごめんね 思ったより人数が増えてしまって」はるかさんが 私は何を?
こっちって着物に着替えて荷物と服はロッカーに
裏はバタバタ お料理を運んだり 着付けのお手伝い はるかさんも受付やお客様の対応で忙しそう
「みゆちゃん」くまさんとゆうくん 厨房の端を借りてゆうくんのご飯 鳥とお魚の白身を使って良いって言うから親子丼と白身をお味噌とカブで蒸す
「うまそうやな」恰幅の良い料理長みたい あんまりにも見てるからその人の分とくまさんのも
「みゆちゃん 出てくれる?」今度は受付 帰る人に和菓子入りのお土産を渡す
「此処の関係者の人?」着物姿が様になってる 50才ぐらいかな お手伝いですって言うと
「結婚は?」なんだこの人 曖昧に笑って忙しいふり
「うちの息子の嫁にどうや」どうやって言われても 知らないし はるかさんだ
「先生何か?」私と代わってくれた そっと後ろに 片付けの手伝いに
会場は広くてパーティーの内容もわからないけど 人がいっぱい グラスを下げたり歩き回る
廊下で「あのキツくて」帯を少し緩めて 大丈夫ですか?にありがとう大丈夫 良かった
「貴女関係者の方?」二度目の質問 違いますお手伝いです 頭を下げて歩きだす私に
「うちの息子のお嫁さんにどう?」なんだろう 笑うしかない そっと立ち去る
「みゆちゃん?」くまさんが ゆうくん眠いみたい お風呂にも はるかさんを探さなきゃ
「はるかさん 後は大丈夫ですか?」ありがとうってお手伝いの人も増えたみたい
「このお礼は必ず」何度も頭を下げるから お役にたてて良かったって笑う
「朝御飯来ますか?」良いの?って カンノーロと焼きポレンタにしましょうって イタリアまとめだねってさすが くまさんが何それって 内緒明日の楽しみですよに満面の笑み 可愛い
「帰ろう 明日が楽しみ」ってさっきあんなに食べたのに 着替えなきゃって歩きだすとゆうくんが泣き出す
「了解です」慌て会社を出る
電車に久しぶりでちょっとソワソワ 帰宅ラッシュだけど此方は比較的空いてる
駅で降りて言われたとおりの出口にタクシーで目的地に スゴイ着いたのは立派な日本家屋
「みゆちゃんごめんね 思ったより人数が増えてしまって」はるかさんが 私は何を?
こっちって着物に着替えて荷物と服はロッカーに
裏はバタバタ お料理を運んだり 着付けのお手伝い はるかさんも受付やお客様の対応で忙しそう
「みゆちゃん」くまさんとゆうくん 厨房の端を借りてゆうくんのご飯 鳥とお魚の白身を使って良いって言うから親子丼と白身をお味噌とカブで蒸す
「うまそうやな」恰幅の良い料理長みたい あんまりにも見てるからその人の分とくまさんのも
「みゆちゃん 出てくれる?」今度は受付 帰る人に和菓子入りのお土産を渡す
「此処の関係者の人?」着物姿が様になってる 50才ぐらいかな お手伝いですって言うと
「結婚は?」なんだこの人 曖昧に笑って忙しいふり
「うちの息子の嫁にどうや」どうやって言われても 知らないし はるかさんだ
「先生何か?」私と代わってくれた そっと後ろに 片付けの手伝いに
会場は広くてパーティーの内容もわからないけど 人がいっぱい グラスを下げたり歩き回る
廊下で「あのキツくて」帯を少し緩めて 大丈夫ですか?にありがとう大丈夫 良かった
「貴女関係者の方?」二度目の質問 違いますお手伝いです 頭を下げて歩きだす私に
「うちの息子のお嫁さんにどう?」なんだろう 笑うしかない そっと立ち去る
「みゆちゃん?」くまさんが ゆうくん眠いみたい お風呂にも はるかさんを探さなきゃ
「はるかさん 後は大丈夫ですか?」ありがとうってお手伝いの人も増えたみたい
「このお礼は必ず」何度も頭を下げるから お役にたてて良かったって笑う
「朝御飯来ますか?」良いの?って カンノーロと焼きポレンタにしましょうって イタリアまとめだねってさすが くまさんが何それって 内緒明日の楽しみですよに満面の笑み 可愛い
「帰ろう 明日が楽しみ」ってさっきあんなに食べたのに 着替えなきゃって歩きだすとゆうくんが泣き出す

