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花咲く夜に
第6章 決心
―――その日の夜。
葛城家の座敷間では、
昭恵・貴斗・拓海という…1人入れ違ったメンバーが夕食を取っていた。。
『アキちゃん、
鯵の南蛮漬けサイコーに美味いよ〜〜〜』
『ハハハそうかい、
おかわりは?』
『じゃあ、ご飯おかわり』
と昭恵と拓海は和気あいあいである。
その横で、
1人元気のない貴斗………
夕食を終えて、
拓海は『おい、
お前の部屋案内しろよ』
と貴斗と2階へ上がる。
『辛気くさいなぁ(笑)
あんなの寝言みたいなもんじゃんか。』
貴斗の部屋で小型冷蔵庫からビールを取り、
寛いで飲み始める拓海。
貴斗は疲れた顔で、
缶チューハイを口にした。
『……めぐるの部屋はどれだよ』
『この部屋出て奥を右。
突き当たり……』
拓海は暗い貴斗を気にしながらも、
めぐるの部屋を訪れた。
『お邪魔しちゃうぞ〜』
カチャリとドアを開く。
『物があんま無いのは昔から変わんないなー。
………あ、スマホ置きっぱだ』
めぐるのスマホがソファーに残ったままだ。
(そりゃそうか。
虫垂炎で担ぎ込まれたもんね)
『ん?チカチカ光ってるし……』
何かの着信を告げている。
拓海は何とはなしに、
スマホ画面をスクロールした。
『………は??』
めぐるはラインはやっていない(そういうツールを苦手としているのだ)。
メールを開いた拓海は、思わず声を漏らした。
そこには……
こんなやり取りがあった。
葛城家の座敷間では、
昭恵・貴斗・拓海という…1人入れ違ったメンバーが夕食を取っていた。。
『アキちゃん、
鯵の南蛮漬けサイコーに美味いよ〜〜〜』
『ハハハそうかい、
おかわりは?』
『じゃあ、ご飯おかわり』
と昭恵と拓海は和気あいあいである。
その横で、
1人元気のない貴斗………
夕食を終えて、
拓海は『おい、
お前の部屋案内しろよ』
と貴斗と2階へ上がる。
『辛気くさいなぁ(笑)
あんなの寝言みたいなもんじゃんか。』
貴斗の部屋で小型冷蔵庫からビールを取り、
寛いで飲み始める拓海。
貴斗は疲れた顔で、
缶チューハイを口にした。
『……めぐるの部屋はどれだよ』
『この部屋出て奥を右。
突き当たり……』
拓海は暗い貴斗を気にしながらも、
めぐるの部屋を訪れた。
『お邪魔しちゃうぞ〜』
カチャリとドアを開く。
『物があんま無いのは昔から変わんないなー。
………あ、スマホ置きっぱだ』
めぐるのスマホがソファーに残ったままだ。
(そりゃそうか。
虫垂炎で担ぎ込まれたもんね)
『ん?チカチカ光ってるし……』
何かの着信を告げている。
拓海は何とはなしに、
スマホ画面をスクロールした。
『………は??』
めぐるはラインはやっていない(そういうツールを苦手としているのだ)。
メールを開いた拓海は、思わず声を漏らした。
そこには……
こんなやり取りがあった。