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花咲く夜に
第6章 決心
『んあ、じゃねぇよ。
起きろ』
ピシッと頬を張った。
拓海もなかなか荒くたい。
『ほら、
見てみ。
雄大ってヤツ、
しゃあしゃあと連絡してきてたんだよ!』
『え?あ、本当だ』
貴斗が目をしばたいた。
『めぐるのことだ、
隠し事したくなくて言おうとしたんじゃないか?!
なっ、
そうだよ絶対!
良かったじゃんお前さ〜〜〜。めぐるは完全にピシリと拒否してるぜ?
あんだよ、
良かったじゃん〜〜〜で、多分着信拒否する前に盲腸になったんじゃねぇの?』
貴斗はめぐるのスマホ画面にある、
やり取りを見た。
(………愛する人と生活しています。………)
貴斗は気持ちが解れて行くのを実感した。
拓海は貴斗の肩を叩きながら、
(俺って何て良い男………恋敵にこれだけ献身的になれるヤツ、世界に二人と居ないハズ……)と自分に酔っていた……………
起きろ』
ピシッと頬を張った。
拓海もなかなか荒くたい。
『ほら、
見てみ。
雄大ってヤツ、
しゃあしゃあと連絡してきてたんだよ!』
『え?あ、本当だ』
貴斗が目をしばたいた。
『めぐるのことだ、
隠し事したくなくて言おうとしたんじゃないか?!
なっ、
そうだよ絶対!
良かったじゃんお前さ〜〜〜。めぐるは完全にピシリと拒否してるぜ?
あんだよ、
良かったじゃん〜〜〜で、多分着信拒否する前に盲腸になったんじゃねぇの?』
貴斗はめぐるのスマホ画面にある、
やり取りを見た。
(………愛する人と生活しています。………)
貴斗は気持ちが解れて行くのを実感した。
拓海は貴斗の肩を叩きながら、
(俺って何て良い男………恋敵にこれだけ献身的になれるヤツ、世界に二人と居ないハズ……)と自分に酔っていた……………