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花咲く夜に
第3章 興味
無言のめぐる。
(しまった、
傷抉ったか?)
と思って見ると、
めぐるは笑いを堪えていた。
『何だよ』
『うん、そうだよ。……くくく………拓海も母さんも父さんも大事にしてくれてるよ、
だけど貴斗さんが愛とかって(笑)
あははは!
変!
愛とか口に出すの変〜〜』
大爆笑している。
貴斗は恥ずかしさもあり、
『こら、
手元ちゃんと見て!
土に撒いても意味ねぇんだぞ』
と怒鳴る。
『あっ、はいっ!』
慌てて管を持ち直しためぐるは、
小動物のようで。
やっぱりちょっと可愛かった………
―――――夜。
夕飯を食べ終わりまったりと3人でダラダラしている。
日を追う毎に、
各自部屋に引っ込む日よりもこうして座敷で団欒する日が増えてきた。。
昭恵がウトウトしている。
(おい、
ちょっと。)
貴斗が小声でめぐるを呼ぶ。
(?なに?)
ジェスチャーで、
『上階に上がれ』と促す貴斗。
めぐるは?と思いつつ、
昭恵の肩に毛布を掛けてそっと足音を立てずに2階へ続く。
『入って』
貴斗が部屋のドアを開けた。
『……えっ………』
『え、じゃない。
祖母さんが居ると寛げない。
入れよ』
半ば強引だが。
貴斗の部屋に入った。
(しまった、
傷抉ったか?)
と思って見ると、
めぐるは笑いを堪えていた。
『何だよ』
『うん、そうだよ。……くくく………拓海も母さんも父さんも大事にしてくれてるよ、
だけど貴斗さんが愛とかって(笑)
あははは!
変!
愛とか口に出すの変〜〜』
大爆笑している。
貴斗は恥ずかしさもあり、
『こら、
手元ちゃんと見て!
土に撒いても意味ねぇんだぞ』
と怒鳴る。
『あっ、はいっ!』
慌てて管を持ち直しためぐるは、
小動物のようで。
やっぱりちょっと可愛かった………
―――――夜。
夕飯を食べ終わりまったりと3人でダラダラしている。
日を追う毎に、
各自部屋に引っ込む日よりもこうして座敷で団欒する日が増えてきた。。
昭恵がウトウトしている。
(おい、
ちょっと。)
貴斗が小声でめぐるを呼ぶ。
(?なに?)
ジェスチャーで、
『上階に上がれ』と促す貴斗。
めぐるは?と思いつつ、
昭恵の肩に毛布を掛けてそっと足音を立てずに2階へ続く。
『入って』
貴斗が部屋のドアを開けた。
『……えっ………』
『え、じゃない。
祖母さんが居ると寛げない。
入れよ』
半ば強引だが。
貴斗の部屋に入った。