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花咲く夜に
第3章 興味
貴斗の物体は屹立していた。

めぐるの腹や腰にもキスをしながら、
舐める。

上から下へ、
下から上へと何度も何度もUターンする。

焦らして、
煽るように………

そして、
めぐるの脚を開いた。
顔を秘部に近付ける。

めぐるは思わず、
『ダメっ!』と手でシャットした。

(……なんでだよ?)

(恥ずかしいから!)

(そんなの知らない。)
貴斗はめぐるの手を避けて舌を秘部に充てた。
ピンクの小さな突起が、
愛しい。

舌に力を入れて舐め回す。
手はめぐるの太ももを抱えて……

(ああん!ああ!あっ!)とめぐるの身体が跳ねた。
生温かい舌が、
めぐるの中心部を上下して快感からシーツを握る。

(……も、ダメぇ……)

(もう少し……
味わいたい)
貴斗は、めぐるの蜜を吸うように丁寧に舐める。

(あああ!…っあ!)
めぐるは痙攣した。

はぁはぁと息が絶え絶えである。
貴斗も入れたいのをこらえて、ひたすらめぐるを舌で味わう。

(……貴斗っ………)
めぐるが呼んだ自分の名前に、
歓びにも似た興奮を憶えた。
(………入れるぞ)
返事は聞かずに。
力いっぱい入っていく。
(ああああ!)
一つになる。

ゆっくりストロークし、
徐々に激しさを増す。

(ああん!ああっ、あんっ貴斗っ)
(……はぁっ、はぁ……めぐる…っ)

吐息に混じった微かな声。お互いを呼び求め合う。
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