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第2章 吸い奪う

黒い渦は徐々に大きく巻いてゆく。



渦の中から、
少女と瓜二つの少女がぬっと現れた。


「ぎゃーーー」
「ひゃああああ！？」

女子たちはパニックを起こす。





黒髪を靡かせで現れた少女は、
座っている少女の肩を軽く叩いた。
優しくそうっと……………



そして、
サエを睨むと飛びかかる。


サエはスマホを放りだし、
腰を抜かした。「ひぃぃぃ……………！！」
抜かし、床に座り込む。




少女はサエに跨がると、唇に唇を付けた。

ガクガク震えるサエの服を脱がしてゆく。

制服のプリーツスカートを引きちぎり、
ポロシャツを破く。
目にも止まらぬ速さで。
ショーツを剥いで、サエを全裸にする。



＿＿＿少女を囲んでいた女子たちは、
あんぐりと口を開いたまま。



サエにのしかかった少女は、
「キモイ、ウザイ。消えろ」と言うとサエの足の付け根に唇を付けた。



ズズズ………………

ズズズ………………




少女が音を立てて吸う。

漆黒の髪を揺らして。




ズズズ……………ズズズ…………



サエが白目を剥いた。
ダランと舌を垂らし、
小刻みに震えたと思うと「あああん！！はあん、
あああん！！」と絶叫しぱったりと倒れた。



サエの肢体が床に転がる。



＿＿＿＿＿少女が体を起こし、
女子たちに飛びついてゆく。

同じように、
服を千切り破り、
足の付け根に唇を付けて吸う。



ひとり、また一人と白目を剥いて「あああーん！！いくぅ！！」「ああああーっ、あんーっ」
と舌を垂らして倒れていった。





少女は全員にし終えると、
渦に戻ってゆく。




渦は次第に小さくなり、消えた。