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第1章 その1

ルミはさりげなくムスコを秘部の奥の巣窟に導き、
腰を沈めて包みこんだ。


『ああ〜〜〜っ』
『あ……ルミ、良いよイイっ』

温泉の湯が波立ち、
ザブザブと揺れた。
荒波のようで、そのシチュエーションが興奮に拍車をかける。

座位で対面し、
お互いしがみつくように抱き合ったまま揺れた。

顔が火照る。

『あん、ああ！あんっ』
ルミは喘ぎながらも俺の肩に激しく唇を押し付けて舐める。
俺もルミの肩や首筋に舌を這わせて、
昇り詰めていく。
小刻みに出し入れをする。
『はぁっ、はぁっ、はぁっ』
『あん！スゴいっ、
あっあっあっあっ……』
『ルミ、イキそうだ…っ』『わたし、も…っ。
ピルを飲んでるからナカに出して……』
『あっ、出るっ……』
『あっ、イクぅっ…』

晴敏さぁん、とルミは叫び同時に達した。


―――顔を見合せ照れて笑う。
背中を流してもらい、
髪も洗い合って部屋へ戻った。