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人妻温泉
第3章 その3
(晴敏さん、気持ちよかったわ…)
(俺もだよ)

囁き合う。


寝室で眠っているゆりは大丈夫だろうか?


チラチラ見てしまっていると、
奈津子が『様子を見てきてはどう…?』と言ってくれた。

俺はTシャツ・ズボンを着て、
寝室の仕切りを開いた。


スースーと寝息が聞こえた。
ベッドの横にしゃがみ、
ゆりの額に手を充ててみると先ほどよりは冷たくなっている。

(良かった………)

ホッと胸を撫で下ろす。

リビング風ルームに戻り、(寝てるみたいだ。
熱は下がっている様だよ)と奈津子に話す。


(………そう、良かったわ………)
眉間にシワを寄せて無理やり繕ったような笑顔だったので(あれっ?)
と思う。


何か怒らせるようなことをしたかな。


俺は所在なく、
奈津子の隣に再び座った。

沈黙は耐え難い………

俺は思いきって奈津子に(な、何か怒ってるかな?)と尋ねた。

(………別に……)
プイとそっぽを向かれてしまい、
何かやっちゃったかなと慌てる。

(………晴敏さん、ごめんなさい)

(え?何がかな)

(私………<見捨てられ症候群>なのよ)

(みす……?)
そんな病名はあったっけ?考えてみたが、
聞いたことがない。

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