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人妻温泉
第3章 その3
のんびりと浸っていると、
浴室のドアがカチャッと開いて驚く。
『えっ』
ゆりが、
やっとこさ立ち上がれたかのようにフラフラと浴室に顔を出した。
『……田川さま、
お背中っ、流し………ましょうか………』
解熱剤はまだ効いてないのだろう、
はぁはぁと苦しそうだ。
俺は湯船から飛び出し、
素早く腰にタオルを巻き付けた。
『ダメですよっ、
寝てないと!』
ゆりの肩を抱えて寝室へと戻す。
『……でも、私なにも出来ていないですし………』
『何を言ってるんだ、
熱があるならば先ず休んでくださいっ!
体調が良くなってからまた頑張ればいいんです!』
俺は珍しく声を荒げてしまう。
『……ううっ………』
ゆりはプロ意識が高過ぎるのだろう。
だが、体調不良のときくらいは休むべきだ。
涙ぐませてしまう。
(しまった、泣かせたか)
『寝ててくださいよ。
俺は奈津子さんも来てくれたし、
風呂も入れて満足なんですから』
浴室のドアがカチャッと開いて驚く。
『えっ』
ゆりが、
やっとこさ立ち上がれたかのようにフラフラと浴室に顔を出した。
『……田川さま、
お背中っ、流し………ましょうか………』
解熱剤はまだ効いてないのだろう、
はぁはぁと苦しそうだ。
俺は湯船から飛び出し、
素早く腰にタオルを巻き付けた。
『ダメですよっ、
寝てないと!』
ゆりの肩を抱えて寝室へと戻す。
『……でも、私なにも出来ていないですし………』
『何を言ってるんだ、
熱があるならば先ず休んでくださいっ!
体調が良くなってからまた頑張ればいいんです!』
俺は珍しく声を荒げてしまう。
『……ううっ………』
ゆりはプロ意識が高過ぎるのだろう。
だが、体調不良のときくらいは休むべきだ。
涙ぐませてしまう。
(しまった、泣かせたか)
『寝ててくださいよ。
俺は奈津子さんも来てくれたし、
風呂も入れて満足なんですから』