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恋するアイドル❤︎〜内緒の発情期〜
第6章 禁断の恋
口調が突然変わった。
八反田さんは言いながら、私の指の腹を棒付きキャンディを舐めるみたく舌先でしゃぶっていた。
上下にねっとり絡み付く。

「あっ、は、はったんださんっ……」

熱くなる胸に戸惑い涙ぐむ。

……気持ちぃよぉ……たったこれだけなのに……。

なのになんで……?
なんでなんだろう。
こんなに不安で怖くなってしまうのは……。
八反田さんと、一線を越えること。
もしそうなったら、どうなるのか。
踏み出すのが怖い。
八反田さんも、私も、奥さんも、子供も。
皆一体どうなっちゃうの?

「嫌なら嫌って言っていいんだぞ?」

「こ、子供扱いしないで下さい……」

生意気に見えるだろう眼差しで、彼に訴える。
この先を越えたいと本当はずっとずっと思っていたこと、伝えたいのに。
なんでこころの奥がチクチク痛むんだろう。

「そうは言うが、やっぱり風間はまだ子供だ。今むくれている態度が、もう既にそれだからな」

笑われて、本当にその通りだと思う。
一人がイヤだから我儘言って迎えに来て貰って。
仕舞いには雑誌の中の女性に嫉妬して、八反田さんをわざと困らせて。
いざ彼がその気になったら本気で拒もうとしてる。
一体それの何処が大人なんだろう。
もし八反田さんが独身で、彼女もいなかったのなら、これはこれで正解なのかな?
教えて欲しい。
八反田さんはオトナぶる女の子って、嫌いですか?
もし付き合えたら、こうやって毎日、エッチな風に甘やかしてくれるの?
結婚する前、なほこさんには、そうしていたの?
今も、そうしてあげているの?
教えてほしい……。
もし結婚していなかったら、私と付き合ってくれた?

「はったんださん……」

「嫌なんだろ?気持ち悪いんだろ?だから早く、嫌なら嫌って言えよ。子供らしく嫌がってみせろ」
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