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恋するアイドル❤︎〜内緒の発情期〜
第6章 禁断の恋
だけど、八反田さんはそんな私の手を取り制す。

「餌って……あのな……誘惑には負けませんよ」

「ミルク欲しいです……。八反田さんの濃厚ミルク……」

「……風間さん、あなたはエロマンガの読みすぎです……」

「あれ、みゆりって呼んでくんなくなった」

「呼んでたら刺激するばっかりだと気がついたんで」

「えー!そんなぁ!もっと呼んで欲しいです!」

「いいから、今日はもう寝ますよ」

そのままグッと腕を引かれ、八反田さんごと私も横転したのだけは理解できた。
ふんわり。
甘い匂いに包まれる。

「何度も言いますが、今日だけは特別ですからね」

ソファの上、二人して寄り添いあっていた。
八反田さんの腕枕……。
私、もう、死んでもいい!!

「八反田さんっ!八反田さんっ!」

嬉しくてついつい彼の脇腹当たりに顔をグリグリ擦りつけてしまう。

「ぶはっ!くすぐったいくすぐったい!」

すると、八反田さんは私のおでこを抑えて遠ざけようとしてくる。
せっかく近付けたのに!
思いながら嫌々と八反田さんにしがみついた。

「大丈夫ですよ。何処にも行きませんから」

八反田さんは、私の全てを見通して、そう言ってくれた。
続けて、寒くないですか?と、スーツの上着を私にかけてくれる。
まるで恋人同士みたい。

「うん。八反田さんも、寒くないように」

私は八反田さんの胸元にも届くように、スーツの襟元を広げた。
八反田さんは細いから、そのスーツ一つでは私達を覆いきることは出来なかったけれど。
八反田さんがチラリとこちらを見た。
すごく幸せ。
想って照れ笑いを隠したら、彼も柔らかく微笑んだ。
夢みたい。
思わず八反田さんに全身で密着すると、彼も同じように反転して、私の背中に腕を回してくれた。
あたたかい八反田さんの心臓の音が聞こえた。
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