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恋するアイドル❤︎〜内緒の発情期〜
第11章 エンジェル
降りしきる雨のなか、なんとかタクシーを拾い自宅に帰り着いた私は。
家の戸締まりをきちんと確認してからパジャマに着替えた。
帰りましたと早坂さんにワンコール。
すぐにお帰りのツーコールがある。
あの事件依頼、早坂さんはより過保護になっていた。

「優しいなぁ」

思いながら、だけど私は八反田さんのことばかり考えていた。
ベッドに寝転ぶともう癖になっているのだ。
彼を想って、躰を慰めること。

「だめ……やっぱり我慢できないや……」

彼の舌が私の躰を這ったあの日を自然と思い出した。
好きだと言ってくれたあの日を……。

でも、その八反田さんがさっき言っていた言葉……それがふと脳裏を過ぎる。
黒咲から何も聞いてないのかって……。

「今頃、八反田さんは……」

黒咲くんは……何か知っているのだろうか。
黒咲くんは……私に何か言っていたっけ。

「もなかさんと……」

あぁ……わたしイケナイ想像してる。
今きっと、八反田さんともなかさんは、セックスをしている。
彼女は、彼の腕の中で、喘ぎ、悶え、何度もイカされて……。

(俺が愛しているのはもなかだよ。クソガキになんて興味ないね)


透明な八反田さんが私から離れ、そう言って何処かに消えた。

ハッとした。

また……泣きそう。

だめ……。

暗闇に、囚われたら……。

私はそれで何故か……わからないが黒咲くんにLIME電話をしていた。
こういうとき耳に伝わる軽快な音がわずらわしい。

……出ない。

仕方なく文字をつくる。

〔黒咲くん今どこに居るの?話したいことがあるの〕

電話には出なかったくせに、すぐに既読がつく。
返事はない。

ヤなやつ。

それから連続で送っても既読にはなるけど返事は一向になく。
痺れを切らした私は、とうとうこんな写真を送ってしまった。

〔これあげるから〕

腕で隠した谷間の写真。
すると向こうからビデオ通話がきた。
構わず応答する。
するととても嫌な気分に苛まされた。

「黒咲くん?」
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