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恋するアイドル❤︎〜内緒の発情期〜
第4章 ようこそアイドルカフェdólceへ‼︎
「はい始まりました!わらわら生放送jobちゃんねる!今日は文字通り生放送でお送りしていきますー!」
前回、説明会のときに司会進行をしていた男の人が飛び切り高いテンションで私達の待つ入口扉の前でマイク片手に叫んでいた。
「それでは皆様、カウントダウンお願いします!」
予め決めておいた合図と共に、メンバー全員も指折り数をかぞえた。
集まったファンは100人程度。
それでも私達にはかけがえのない人達。
ツイッターやブログで、いつも応援してくれる人達。
ようやくスタートを切る。
緊張する……。
ずっと楽しみで仕方なかった。
この日。
3、2、1……。
ライトアップ‼︎
「いらっしゃいませっ!ようこそアイドルカフェdólceへ‼︎」
白が基調の外壁。
その両手扉が開いて手を振って待っていた私達。
カメラが寄って、それぞれ定位置で歓迎の決めポーズ。
安定してるからという理由でるかちゃんと私がそれぞれ両端に配置された。
大前さんは当然取り巻きの2人を左右においてセンターポジションだ。
——始まった。
遂に!
アイドルカフェdólceが!
八反田さんが暖めてきた、私達アイドルの卵、その殻が……今破られる。
ヒナが孵ったんだ‼︎
眩しい光に包まれて、私は暖かな気持ちにまどろんだ。
……どうしようるかちゃん、八反田さん。
せっかくの記念日だよ。
……なのに。
私……私……。
こんなにたくさんの視線、耐えられそうにないよ……。
前回、説明会のときに司会進行をしていた男の人が飛び切り高いテンションで私達の待つ入口扉の前でマイク片手に叫んでいた。
「それでは皆様、カウントダウンお願いします!」
予め決めておいた合図と共に、メンバー全員も指折り数をかぞえた。
集まったファンは100人程度。
それでも私達にはかけがえのない人達。
ツイッターやブログで、いつも応援してくれる人達。
ようやくスタートを切る。
緊張する……。
ずっと楽しみで仕方なかった。
この日。
3、2、1……。
ライトアップ‼︎
「いらっしゃいませっ!ようこそアイドルカフェdólceへ‼︎」
白が基調の外壁。
その両手扉が開いて手を振って待っていた私達。
カメラが寄って、それぞれ定位置で歓迎の決めポーズ。
安定してるからという理由でるかちゃんと私がそれぞれ両端に配置された。
大前さんは当然取り巻きの2人を左右においてセンターポジションだ。
——始まった。
遂に!
アイドルカフェdólceが!
八反田さんが暖めてきた、私達アイドルの卵、その殻が……今破られる。
ヒナが孵ったんだ‼︎
眩しい光に包まれて、私は暖かな気持ちにまどろんだ。
……どうしようるかちゃん、八反田さん。
せっかくの記念日だよ。
……なのに。
私……私……。
こんなにたくさんの視線、耐えられそうにないよ……。