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恋するアイドル❤︎〜内緒の発情期〜
第14章 内緒の同棲
「さんじゅういち、さんじゅうに、さんじゅうさん……」
私の躰がだんだんと限界を迎えそうになっている。
その兆しを察知して八反田さんの呼吸も荒くなった。
「よんじゅういち……よんじゅうに……よんじゅうさん……」
痴漢さんと同じような、はーっ、はーっ、と犬ような乾いた吐息が私の耳に触れる。
勃ち上がったおち○ちんが背中に当たっている。
痴漢さんと同じことをされても、気持ち悪いと思うどころか、今は私のオルガスムの布石にしかならないなんて……。
「おねえちゃんもう少しだよ!がんばろう!ごじゅういち……ごじゅうに……ごじゅうさん……」
こくこくと頷いたが、おそらく私の顔は快感でいっぱいだったろう。
あー、だめっ!
このままではとんでもない醜態を曝してしまう。
つよなりくんの前で……。
小さな子供の前でイってしまう!
「ごじゅうし……ごじゅうご……ごじゅろく。……はぁはぁ……パパも……もう熱くなってきたよ……」
八反田さんの声が言葉通り熱を帯びている。
興奮してくれてるんだ……。
そう思ったらもう……。
「ごじゅうしち……」
はぁ、だめ……。
「ごじゅうはち……」
耐えられないの……。
「ごじゅうきゅう……」
お願い八反田さんっ!
「ろくじゅうっ!わーい!お風呂出るー!」
つよなりくんが我先にと湯船から立ち上がり背を向けた瞬間、私も反射的に腰を浮き上がらせていた。
ブリッジのように膝を奮い立たせ、がに股のまま腰を上げ、湯船の中に潮を撒き散らしてしまった。
「っ!」
はしたない狂い顔を曝してぼしゃぼしゃと愛液を射出する様を見て、八反田さんは、
「イキ顔、凄く可愛いよ」
と耳元で褒めてくれた。
そして最後に私を抱きしめてくれた。
「よく我慢したね……」
つよなりくんにこんな所を見られなくて良かった……なんてことはもう頭の片隅にはなくて。
私はこの人と暮らし続けたら、きっと普通のアイドルには戻れなくなる……。
そんな期待にも似た焦燥感に、すっかりのぼせ上がっていたのだった。