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漫画家とアシスタント
第1章 仕事場にて
漫画家デビュー4年目の桜井亜樹(24)は
連載の依頼もなく、すでに漫画家として行き詰まっていた。
そんな折、前作でアシスタントを務めた
宮崎千夏(22)が仕事場に遊びにやってきた。
「千夏ちゃん、いらっしゃい今日はわざわざ呼び出してごめんね」
「せんせえ、次の連載決まりましたか?」
「千夏ちゃん、だめだめ、担当に新しい企画だしてるんだけど
一向にボツになっちゃうの」
「え~、どんな企画ですか?」
「高校生の甘い純愛漫画とかかな、
今の時代ありきたりすぎる!って突き返されちゃう」
「先生の描く女の子ってめちゃ可愛いですもんね~
私も女の子主人公の漫画を描いて欲しいです」
「う~ん、そうなのよね、でも、実はひとつ担当に提案されてる企画が
あるのよ」
千夏が体を乗り出して目を輝かせる
「どんな企画ですか?」
亜樹はおでこに手をやりながら
「桜井先生の描く女の子は魅力的なので、この絵で
エッチな漫画を描いてみませんか?って言われたのよ~」
「あわわ、エッチな漫画ですか!?」
「ただ、私、エッチな漫画かいたこともないしあんまり読んだこともないのよ」
千夏もうなずきながら
「私もそっちの分野は弱いです」
連載の依頼もなく、すでに漫画家として行き詰まっていた。
そんな折、前作でアシスタントを務めた
宮崎千夏(22)が仕事場に遊びにやってきた。
「千夏ちゃん、いらっしゃい今日はわざわざ呼び出してごめんね」
「せんせえ、次の連載決まりましたか?」
「千夏ちゃん、だめだめ、担当に新しい企画だしてるんだけど
一向にボツになっちゃうの」
「え~、どんな企画ですか?」
「高校生の甘い純愛漫画とかかな、
今の時代ありきたりすぎる!って突き返されちゃう」
「先生の描く女の子ってめちゃ可愛いですもんね~
私も女の子主人公の漫画を描いて欲しいです」
「う~ん、そうなのよね、でも、実はひとつ担当に提案されてる企画が
あるのよ」
千夏が体を乗り出して目を輝かせる
「どんな企画ですか?」
亜樹はおでこに手をやりながら
「桜井先生の描く女の子は魅力的なので、この絵で
エッチな漫画を描いてみませんか?って言われたのよ~」
「あわわ、エッチな漫画ですか!?」
「ただ、私、エッチな漫画かいたこともないしあんまり読んだこともないのよ」
千夏もうなずきながら
「私もそっちの分野は弱いです」