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UnderGround
第3章 開花する蕾
ひとり思想を言い放った後、立ち上がって現金を用意する。
タンスの中に15万が入った封筒がふたつある。

SEX前に渡す15万。
SEXが終ってから渡す15万。

本当は一括で渡してもいいが、奈津美が万が一にも精飲しなかった場合。
奈津美が膣内射精を拒んだ場合の保険として分けたのだ。


奈津美がフロ場からバスタオルを巻いて出てきた。
本当ならここで犯し込んでやりたいところだが、小田は人間は理性のある動物と自分に言い聞かせ「じゃあ、俺も浴びてくる」とフロ場に向かう。

どっちにしろ女は髪を乾かしたりして、男にとって永遠に長い時間を鏡の前で過ごす。
待ってる間に自分も入念なシャワーを浴びよう。
フロ場で歯も軽く磨いてディープなキスをしてやる。


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