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怪しい薬の研究所
第2章 女子高生が温泉で……
莉央菜がハンカチで汗を拭きながら、宮元に向かって言った。
「予想外に道が混んでて困ったけど、どうにか大きな遅れにはならずに済んだようね」
宮元が安心したような表情で答える。
「よかったですよ。さーて、いよいよですね!」
「そうね。確認の意味も含めて、これからの段取りをもう一度言うわよ」
「ありがとうございます」
宮元や鈴木ら、部屋にいる6名のスタッフ全員が、視線をモニターから莉央菜へ移した。
莉央菜が説明を始める。