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怪しい薬の研究所
第2章 女子高生が温泉で……
「そこからは、田中と鈴木と佐藤も含めて、スタッフみんなでライブ映像を鑑賞するお楽しみの時間よ。あの二人は友人同士ですらなく、全くの初対面なんだけど、私の予想ではきっと上手くいくと思うわ。薬の効果に抗(あらが)えるはずがないもの」
「しかし……」
ここで宮元が口を挟んだ。
普段から、莉央菜の話に口を挟めるのは、主任を任されている宮元のみだった。
「沢下さんは、ものすごく清楚な方のようなので、一筋縄ではいかない気がしますよ……。あくまでも、最後まで拒まれてしまっては、三浦君もどうすることもできないでしょうし……。そうなると、せっかくここまでお膳立てしたことが、全て台無しになってしまいますし……そこが怖いところですね」
莉央菜は笑顔で反論する。
「うふふ、宮元君は忘れたのかなぁ。宮元君は、こないだだって、『緑川さんと赤村さんは、そんな行為に及びそうにない』って言ってたでしょ。で、結果はどうだった?」
太一と凜のことを思い出し、宮元はうなった。
「しかし……」
ここで宮元が口を挟んだ。
普段から、莉央菜の話に口を挟めるのは、主任を任されている宮元のみだった。
「沢下さんは、ものすごく清楚な方のようなので、一筋縄ではいかない気がしますよ……。あくまでも、最後まで拒まれてしまっては、三浦君もどうすることもできないでしょうし……。そうなると、せっかくここまでお膳立てしたことが、全て台無しになってしまいますし……そこが怖いところですね」
莉央菜は笑顔で反論する。
「うふふ、宮元君は忘れたのかなぁ。宮元君は、こないだだって、『緑川さんと赤村さんは、そんな行為に及びそうにない』って言ってたでしょ。で、結果はどうだった?」
太一と凜のことを思い出し、宮元はうなった。