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怪しい薬の研究所
第4章 高校生の友人同士が……

そうこうしている間に、下腹部の違和感がいっそう強まったらしく、徹は素早く椅子に座ると、脚をもぞもぞ動かした。
一方の桜子もまた、同じ感覚に苦しみ続けており、むしろ徹よりも切羽詰った状況だったといえる。
席へ戻ることすらできずに、その場でかがみ込むと、脚をガクガク震わせていた。
既に桜子には分かっていたのだ。
この感覚が尿意ではないということが。
徹が桜子の方へ向かずに、椅子に座ったままの体勢で声をかけた。
「これはまずいな……。いったい、なんでこんなにトイレが近くなってるのか、意味不明だけど……。緊急事態だし、最悪、この部屋でするしかないな」
一方の桜子もまた、同じ感覚に苦しみ続けており、むしろ徹よりも切羽詰った状況だったといえる。
席へ戻ることすらできずに、その場でかがみ込むと、脚をガクガク震わせていた。
既に桜子には分かっていたのだ。
この感覚が尿意ではないということが。
徹が桜子の方へ向かずに、椅子に座ったままの体勢で声をかけた。
「これはまずいな……。いったい、なんでこんなにトイレが近くなってるのか、意味不明だけど……。緊急事態だし、最悪、この部屋でするしかないな」

