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怪しい薬の研究所
第4章 高校生の友人同士が……

高まり続け、クライマックスの到来を感じつつも、莉央菜が苛立たしげに鈴木に言う。
「鈴木、報告はどうしたのよ?! あぁぁんっ!!」
「しかし……莉央菜所長のそんな様子を見ていると、興奮してしまって、うまく言葉が出てきませんよ!」
「何を言ってるのよ! あひゃっ……! 鈴木……いい度胸ね! あぁん……今度の給与査定、楽しみに待っていてね」
莉央菜たちと同じく、興奮で目を黒々とさせていた鈴木だったが、この最後の一言で、我に返ったらしかった。
慌て気味に報告を続ける鈴木。
「『新薬開発』という実験目的としましては大失敗ですが、例の『試薬18号』精製を高確率で成功させる条件を発見いたしました。室温21度、湿度51%のときが現状ではベストのようですが、さらなる検証が必要です」
鈴木が言い終わった瞬間、莉央菜が叫んだ。
「鈴木、報告はどうしたのよ?! あぁぁんっ!!」
「しかし……莉央菜所長のそんな様子を見ていると、興奮してしまって、うまく言葉が出てきませんよ!」
「何を言ってるのよ! あひゃっ……! 鈴木……いい度胸ね! あぁん……今度の給与査定、楽しみに待っていてね」
莉央菜たちと同じく、興奮で目を黒々とさせていた鈴木だったが、この最後の一言で、我に返ったらしかった。
慌て気味に報告を続ける鈴木。
「『新薬開発』という実験目的としましては大失敗ですが、例の『試薬18号』精製を高確率で成功させる条件を発見いたしました。室温21度、湿度51%のときが現状ではベストのようですが、さらなる検証が必要です」
鈴木が言い終わった瞬間、莉央菜が叫んだ。

