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怪しい薬の研究所
第4章 高校生の友人同士が……

「ただ……このところ、莉央菜所長とプライベートにて二人っきりになったときに、再三申し上げていますように……こんな風に被験者の方を騙すような形で、実験を行うのは、そろそろやめにしませんか?」
「だから、昨夜言ったように、この夏いっぱいでやめるわよ。でもね、騙しているとはいえ、お給料というか、お手当ては破格の金額をお支払いしているわけだし、先方からも一切苦情なども出ていないし、問題ないように思うけど」
「それでも、です。そろそろ、私の良心が痛んできまして」
「でもね、宮元君だって毎度すごく楽しんでるじゃない。張り切ってるし」
笑いながら突っ込む莉央菜に、宮元も苦笑する。
「それは、私だって男ですからね。いったん、実験が決行されてしまいますと、そりゃ、そういうエッチシーンは楽しみになってきてしまいますよ! しかし……しかしですよ、後々になって、罪悪感が溢れてくるわけです」
宮元は再び真顔になっていた。
「だから、昨夜言ったように、この夏いっぱいでやめるわよ。でもね、騙しているとはいえ、お給料というか、お手当ては破格の金額をお支払いしているわけだし、先方からも一切苦情なども出ていないし、問題ないように思うけど」
「それでも、です。そろそろ、私の良心が痛んできまして」
「でもね、宮元君だって毎度すごく楽しんでるじゃない。張り切ってるし」
笑いながら突っ込む莉央菜に、宮元も苦笑する。
「それは、私だって男ですからね。いったん、実験が決行されてしまいますと、そりゃ、そういうエッチシーンは楽しみになってきてしまいますよ! しかし……しかしですよ、後々になって、罪悪感が溢れてくるわけです」
宮元は再び真顔になっていた。

