この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
怪しい薬の研究所
第5章 大爆発、そして……
愛おしげに唇を吸い合ったあと、莉央菜が答える。
「それはこちらのセリフ。私なんか、親に会うたびに『結婚はいつ? いい人いるか? お見合いしないか? 職場で男性が多いと聞いてるのに、なぜ誰とも付き合わない?』って、そればっかりだもん」
「あはは、そっか」
二人は愉快そうに笑い合った。
莉央菜がさらに言う。
「で、結婚したら、友矢君が所長になってね。私は副所長でいいわ」
「どっからそんな発想が出てくるんだ。なんでそうなるんだよ」
笑顔でツッコミを入れる宮元に、莉央菜が口を尖らせて言う。
「だって、そっちの方がしっくり来るもの。お付き合いするまでは、友矢君が猫をかぶってたから、現状がベストだと思ってたんだけど」
「おい、こら! 誰が猫かぶりだよ、失礼だな!」
裸で向かい合って繋がったまま、二人は面白そうに笑う。
「それはこちらのセリフ。私なんか、親に会うたびに『結婚はいつ? いい人いるか? お見合いしないか? 職場で男性が多いと聞いてるのに、なぜ誰とも付き合わない?』って、そればっかりだもん」
「あはは、そっか」
二人は愉快そうに笑い合った。
莉央菜がさらに言う。
「で、結婚したら、友矢君が所長になってね。私は副所長でいいわ」
「どっからそんな発想が出てくるんだ。なんでそうなるんだよ」
笑顔でツッコミを入れる宮元に、莉央菜が口を尖らせて言う。
「だって、そっちの方がしっくり来るもの。お付き合いするまでは、友矢君が猫をかぶってたから、現状がベストだと思ってたんだけど」
「おい、こら! 誰が猫かぶりだよ、失礼だな!」
裸で向かい合って繋がったまま、二人は面白そうに笑う。