この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
怪しい薬の研究所
第1章 大学生の友人同士が……

「いいの、気にしないで。あの……えっと……してもいいよ……。私、したことないから不安なんだけど……何だか身体が熱くて、苦しくて……。きっと、しちゃったら、治まるような気がするから」
「え?!」
それは太一自身が言い出しかけていたことだったにも関わらず、太一は狼狽を深めた。
まさか凜の口から言われるとは夢にも思ってなかったらしく、目を丸くしている。
「でも、凜……いいのか? 女にとって、『初めて』って大事なんだろ。やっぱ……好きな男とした方が……。僕のこと、恋愛対象として見てないだろ」
この期に及んでも気遣ってくれる太一に、凜は感激していた。
「う、うん……正直、今でも、太一は大事な友達だし……感じてるのは恋愛感情じゃなく友情だよ。でも……身体がおかしくて……今はどうしようもなくて……。太一が嫌じゃないというのなら、一度だけでいいから、してほしい……。相手が太一なら、私……平気だから」
「いいのか、凜……」
太一も顔を凜の方へ向けつつ言う。
凜は安心させるかのような微笑みを浮かべて答えた。
「うん、大丈夫」
「ごめんな、僕からはっきりしっかり言うべきところを……。僕もとっくに我慢の限界だったんだ。じゃ、じゃあ……そっちへ行くぞ」
「え?!」
それは太一自身が言い出しかけていたことだったにも関わらず、太一は狼狽を深めた。
まさか凜の口から言われるとは夢にも思ってなかったらしく、目を丸くしている。
「でも、凜……いいのか? 女にとって、『初めて』って大事なんだろ。やっぱ……好きな男とした方が……。僕のこと、恋愛対象として見てないだろ」
この期に及んでも気遣ってくれる太一に、凜は感激していた。
「う、うん……正直、今でも、太一は大事な友達だし……感じてるのは恋愛感情じゃなく友情だよ。でも……身体がおかしくて……今はどうしようもなくて……。太一が嫌じゃないというのなら、一度だけでいいから、してほしい……。相手が太一なら、私……平気だから」
「いいのか、凜……」
太一も顔を凜の方へ向けつつ言う。
凜は安心させるかのような微笑みを浮かべて答えた。
「うん、大丈夫」
「ごめんな、僕からはっきりしっかり言うべきところを……。僕もとっくに我慢の限界だったんだ。じゃ、じゃあ……そっちへ行くぞ」

