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怪しい薬の研究所
第1章 大学生の友人同士が……
「謝らないでって。私なら、全然平気だから。むしろ、あのとき……私からお誘いしちゃったみたいな感じだったでしょ。太一は、嫌じゃなかった?」

「あのときも言ったと思うけど、嫌なはずないだろ! 僕はただただ、凜のことが心配で……。こんなことを言うと軽蔑されるかもしれないけど、僕はあのとき、けっこう楽しんでしまってた。薬のせいとはいえ、申し訳ないな……」

「軽蔑なんてしないよ! 私だって……その……気持ちよくて……。太一が嫌な気持ちになってなくて、よかった……。そして……初めての相手が、太一でよかった……。もし……宮元さんや、その他の会ったばかりの人に、同じことされてたら……そんなことを想像するだけで、ゾッとしちゃう……」

「そう言ってくれれば、少し心が軽くなるよ。やっぱ、どうせあんなことをされてしまうのなら……顔見知りの僕の方が、ずっとマシってことだよな?」

 やや安堵した様子の太一。

 嬉しさを隠せない様子なのはきっと、凜から「初めての相手が太一でよかった」と言ってもらえたからだろう。



 ところが、凜はどこか恥ずかしそうな、それでいて嫌そうではない、複雑な表情になって答えた。




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