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怪しい薬の研究所
第2章 女子高生が温泉で……
「それと、最初にも申し上げましたとおり、我々が今回の写真を載せようとしているのが、『恋人とラブラブデートの貸切温泉宿』というタイトルの本ですので、沢下さんと一緒に、男性モデルの方も温泉に入っていただくことになります」
「あ……やはり、そうですか……」
朋香はそれには驚かない様子だった。
意外そうに宮元が尋ねる。
「申し上げるのを忘れていたと思うのですが……ご存知でしたか」
「いえ、ご本のタイトルを伺っていましたので、何となくそうじゃないかなと想像してただけです」
「そうでしたか。大切なことを言い忘れていて、本当にすみません」
頭を下げる宮元に、朋香は「気にしないでください」と声をかける。
ふと、朋香は気づいた。
さっきの話と合わせて考えると……見知らぬ男性の前にて、手ぬぐい一枚というあられもない姿を晒してしまうということに。
やや狼狽する朋香だったが、「ここでキャンセルするわけにはいかない」と思い、唇を噛み締めた。
そんな朋香の様子には全く気づいていないのか、宮元は淡々と説明を続ける。
「あ……やはり、そうですか……」
朋香はそれには驚かない様子だった。
意外そうに宮元が尋ねる。
「申し上げるのを忘れていたと思うのですが……ご存知でしたか」
「いえ、ご本のタイトルを伺っていましたので、何となくそうじゃないかなと想像してただけです」
「そうでしたか。大切なことを言い忘れていて、本当にすみません」
頭を下げる宮元に、朋香は「気にしないでください」と声をかける。
ふと、朋香は気づいた。
さっきの話と合わせて考えると……見知らぬ男性の前にて、手ぬぐい一枚というあられもない姿を晒してしまうということに。
やや狼狽する朋香だったが、「ここでキャンセルするわけにはいかない」と思い、唇を噛み締めた。
そんな朋香の様子には全く気づいていないのか、宮元は淡々と説明を続ける。