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短編 阿吽(あうん)
第3章 逝けない……
夜の営みは、ほとんど無い。

付き合い始めから、私は「抜いてあげる専門」

優しいキス…

甘い囁き…抱擁…

始めからない。


「抱きたい…」

「生理中…ごめんなさい。」

それが最初。だから
フェラで彼を逝かせた。

それが失敗。以後
フェラ専門。

「おやすみ。」

「え?気持ちよくなりたい。」

私の睡魔は無視され、彼は果てると眠りに入る。


それだけだから、自然と布団は別々になり、部屋も別々になった。



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