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第5章 悠真の本気

「だ、めっ……」
「こないだちょっと物足りなさそうだったくせに」
一昨日のように乳首をコリコリと弄り回すと、すぐにそこは硬くなり始めた。
「ほら……勃ってる。やらしーなサーヤ……」
「ちっ、違っ……あッ！……」
サーヤは悠真の様子から、愛しさよりもいやらしさの方が大きくなってきているのを感じ、興奮した。

（私、上半身裸にされて……、一歩ずつ前進してレベル上げしてくって言ってたけど、いったい今日はどこまで進むんだろう……）

悠真は再びサーヤを押し倒し、乳首を口に含んだ。
「はぁ……ッ！」
サーヤは思わず声をあげる。乳房を掴み、乳首をちゅっ、ちゅっと吸う悠真の愛撫に、ますます身体が熱くなる。舌でレロレロと舐め始められると、堪らず声を荒げてしまう。
「あぁっ……、は……あんッ……！」
「えっろ……。すげー感じてんだね……いっぱい舐めてやるよ」
それからしばらく乳首への愛撫が続けられ、サーヤは声をあげ続けた。舐めながら悠真がゴソゴソと動いていて何かと思ったら、自分のズボンを脱ぎ捨てていた。

（え、悠真……何をする気なの……？）

すると悠真は、下着一枚だけを身に付けた下半身を、スカートがめくれ上がっているサーヤの下半身に擦りつけてきた。
「ん……んんっ！？アッ……あぁぁっ……！」
「どうした……？サーヤ……、これ、感じる？」
明らかに硬く大きくなっている悠真の性器が、布ごしに自分の性器に擦りつけられていることに、サーヤは激しく興奮した。悠真の腰使いも、乳首への愛撫もどんどん荒くなり、かなり卑猥だ。
（こんな……こんなの、すごくエッチ……！）
「ん……、オレも……感じる……っ」
悠真の荒くなった吐息が興奮を表し、サーヤのエロスをかき立てる。開きっぱなしのエロスの扉から、どんどん何かが溢れ出してくる。

「……っ、わかるだろ……オレの、えらいことになってる……っ」
悠真はボクサーブリーフにクッキリ浮き出ている自分の隆起した部分をサーヤに見せつける。
「やだぁっ……！悠真……、やらしいよ……っ」
「当たり前だろ……勃つって、こんなん……ていうか、お前ももう濡れてんじゃねーの？」
悠真の手がサーヤの下着の上から股間に触れる。
「ひゃ……っ、ぁぁあッ……！」
「ほら、パンツ湿ってるぞ……」
「嫌っ、ダメだめだめー！！恥ずかしいよ……っ」