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いろごとプリズム
第1章 遠恋の始まりと共に
目覚め始めてしまった自分の身体を持て余しながらも、もっとシて、だとか、ここを触って、舐めて、イカせて……だとかの欲求を、まだとても言える雰囲気の関係ではない。そんな淫乱な自分を見せて、ショウマに嫌われたくない。サーヤはそう思い、恥らったままの自分しか見せずにいた。
でも本当は……、かなり物足りなかった。こんなものなの?と思った。中途半端にエロスの扉を開かれたまま、放っておかれているような気持ちに陥っていた。
「名古屋に行ったら……こうして会えなくなるんだね」
「そうだな。でも帰ってくる時にはまたホテルに……、いいだろ?」
「うん……。楽しみにしてるね」
まだまだ始まったばかりの2人のセックス・ライフ。童貞と処女同士だったんだから、未熟な始まりでもしょうがない。この時サーヤはそう思っていた。
でも本当は……、かなり物足りなかった。こんなものなの?と思った。中途半端にエロスの扉を開かれたまま、放っておかれているような気持ちに陥っていた。
「名古屋に行ったら……こうして会えなくなるんだね」
「そうだな。でも帰ってくる時にはまたホテルに……、いいだろ?」
「うん……。楽しみにしてるね」
まだまだ始まったばかりの2人のセックス・ライフ。童貞と処女同士だったんだから、未熟な始まりでもしょうがない。この時サーヤはそう思っていた。