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束縛彼氏の言う通り
第2章 ♦彼のこと♦

翌日大学に行くと見覚えのある後ろ姿に群がる女の子達。
あれはかがりくんだ、間違いない。
でも、近寄っていいの?
「互いに干渉しないこと」
干渉、しない・・・。
「だめだよねぇ・・・」
「ねえ!」
「え、私?」
急に声をかけられたからそちらを向くと金髪の男の子が1人。
「そう君!!!!俺と友達にならない?!」
勢いが強いので少しだけびくとなった。
「わ、私でよければぜひ!」
でも、この人いい人そうだし
大丈夫だよ、たぶん...
「ありがとー!!!俺山田 一茶!(やまだ いっさ)お前は?」
「赤松麦!よろしくね、一茶くん?」
「一茶でいいって!おれむぎって呼ぶ!よろしくなー!」
「こちらこそ!」
明るいし、話しやすいしやっぱいい人だ
「講義一緒にいく?」
私が差そうと快くうなづいてくれて二人で一緒に向かった。
でも、まさか見られてるなんて
「・・・俺んとここいっつーの」

