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雪の華~ Memories~【彼氏いない歴31年の私】
第4章 LessonⅣ 忍ぶれど
「そのとおりだと俺も思う。あなたは、あなたのままで良いんですよ。言いたいヤツには言わせておけば良い」
どうして、この男の言葉は、こんなにも心に滲みるのだろう。輝はまた泣けてきて、嗚咽を洩らしそうになり慌ててうつむいた。
「輝で思い出したんだけどね。俺の名前も相当変わってるんだ。知ってる?」
 吉瀬が突如として話題を変えた。輝は泣くのを止め、茫然と彼を見た。それで、彼が輝の気を逸らそうと、わざと別の話題を振ったのだと理解した。その優しさにまた涙が溢れそうになるが、ここで泣けば吉瀬の気遣いを無駄にすることになってしまう。だから、泣くまいと歯を食いしばった。
「聡と書くのよね?」
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