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禁断のりんご
第2章 甘い誘惑
「じゃあユキちゃん、今日の分ね。」
ユキコが封筒を受け取り、私達は店を後にした。
「どうだった?思ったより健全でしょ?
れいな可愛いし、今うちのお店女の子少ないから入りたいなら即OKって店長言ってたよ!入店祝い金が1万もらえるし!」
ユキコがニコッと微笑んで、封筒からお金を取り出した。
3時間勤務で基本給は4500円だけど、指名やドリンクを注文してもらうとバックがあるらしい。
ユキコが6000円を見せて財布にしまう。

正直その稼ぎは魅力的だった。
カフェでのバイトは疲れるし、時間帯によっては暇だった。

バイト中にニコニコ話してるだけなんて楽だと思った。
そんな軽卒な思いから、私はこの世界に足を踏み入れた。




「私も、やりたい!」
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