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禁断のりんご
第6章 ヨコシマな思い

まさきと浮気をして、私はネジが外れたように遊んだ。
今まで男性を知らなかった反動で、男遊びがやめられなくなった。
好みの男友達や他大の男と浮気を繰り返し、もはや罪悪感なんてなかった。
お酒の勢いで一晩だけの関係なんて
周りの男からすれば都合が良かったんだろう。
最初の頃は罪悪感で苦しくなったこともあった。
時々喧嘩の後に苦しくなった。
「玲奈のこと、いつも一番に優先してあげられなくてごめん。
良い彼氏じゃなくてごめん。」
そんなことを言われて抱き締められると涙が止まらなくて、
嬉し泣きだと思っている雄太に申し訳ない気持ちでいっぱいになった。
だけど真実を告白すれば振られるのは分かっていたから、言えなかった。
ずるいなんて分かっていた。
最低だって自覚はあった。
それでも浮気をしてれば雄太の過去にも嫉妬しなくて済んだし
上手く心のバランスが取れるようになっていた。
寂しいとか文句を言って雄太を困らせることもなくなった。
浮気の最中でも絶対に雄太が1番だったし
セックスで心が満たされるのは雄太だけだった。
イケメンに抱かれても、虚しくなることが増えた。
心が満たされて涙が出る相手も、キスが心地よい相手も
雄太だけだった。
いつも自信がなくて、振られた時のために予防線を張っていた。
それでも雄太に絶対バレたくなくて、
共通の友達には手を出さなかったし
情事の前後にもきちんと連絡を途絶えないようにしていた。
他の男といるホテルから送るLINEには心が傷んだけど、
その痛みを背負って隠し通すのも愛じゃないかと言い聞かせた。
気持ちだけは雄太から絶対離れていない自信があった。
そんな私が浮気をやめたきっかけをくれたのは、大学の教授だった。
今まで男性を知らなかった反動で、男遊びがやめられなくなった。
好みの男友達や他大の男と浮気を繰り返し、もはや罪悪感なんてなかった。
お酒の勢いで一晩だけの関係なんて
周りの男からすれば都合が良かったんだろう。
最初の頃は罪悪感で苦しくなったこともあった。
時々喧嘩の後に苦しくなった。
「玲奈のこと、いつも一番に優先してあげられなくてごめん。
良い彼氏じゃなくてごめん。」
そんなことを言われて抱き締められると涙が止まらなくて、
嬉し泣きだと思っている雄太に申し訳ない気持ちでいっぱいになった。
だけど真実を告白すれば振られるのは分かっていたから、言えなかった。
ずるいなんて分かっていた。
最低だって自覚はあった。
それでも浮気をしてれば雄太の過去にも嫉妬しなくて済んだし
上手く心のバランスが取れるようになっていた。
寂しいとか文句を言って雄太を困らせることもなくなった。
浮気の最中でも絶対に雄太が1番だったし
セックスで心が満たされるのは雄太だけだった。
イケメンに抱かれても、虚しくなることが増えた。
心が満たされて涙が出る相手も、キスが心地よい相手も
雄太だけだった。
いつも自信がなくて、振られた時のために予防線を張っていた。
それでも雄太に絶対バレたくなくて、
共通の友達には手を出さなかったし
情事の前後にもきちんと連絡を途絶えないようにしていた。
他の男といるホテルから送るLINEには心が傷んだけど、
その痛みを背負って隠し通すのも愛じゃないかと言い聞かせた。
気持ちだけは雄太から絶対離れていない自信があった。
そんな私が浮気をやめたきっかけをくれたのは、大学の教授だった。

