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禁断のりんご
第1章 初めてのこと
何とか指が2本入ったところで雄太が指を止めた。
「もうやめとく?」
正直怖さはあった。
だけど大丈夫、雄太は元カレとは違うんだって思えた。
「あの、、私も気持ち良くしてあげたいの…
下手だと思うけど」
雄太は少し驚いていた。

AVで見たフェラチオを思い出す。
歯を当てると痛いとネットで読んだことがあった。
歯が当たらないように、くわえたり舌先で舐めてみた。
「うっ…」
雄太の苦しそうな声が漏れた。
それがどういう意味なのか分からず顔を見上げると、
気持ち良さそうに顔をしかめていた。
「気持ち良い?」
不安になって聞いてみる。
「気持ち良いよ。やべえ。もう挿れたくなった。」
いつもは余裕のある雄太が、可愛く見えた。

きちんとコンドームを付け、ゆっくり挿れてくれた。
痛みはあったけど、嬉しくて涙が流れた。
しばらくは動かずに手を握ってキスをしてくれた。
大事にされている感じがした。
それから少しずつ、雄太が動き始めて、
痛みもあったけど幸せだった。

「あ、イくっ…イく、イくっっっ」
雄太の体が大きく痙攣し、果てた。
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