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光 “I can see your halo.”
第2章 元カレと体調不良
「いろいろと…お気遣い、ありがとうございました。」
「やっぱり体調不良ではなかったけどな。」
今度はクスクス笑って、楽しそうに返された。
お昼から…バレていたんですね…?
「まぁ、話したくないなら聞かないけど、溜め込むなよ?」
「はい。」
「あ、あと、仕事が出来なくなるのも困るからな。」
「……はい。」
笑ったままで、からかうように言われたけれど、チクンと胸の奥が痛んだ。
「すみませんでした。月曜からは気を付けます…」
「おい、冗談だよっ。いや、困るのは事実だけど…そんな凹むなよ。」
トーンダウンして、呟くように答えた私に、滝本さんがあたふたする。
そんな滝本さんを見て、少し気分が上がった。
「ふふっ、大丈夫です。私には仕事しかないので。月曜からは今日の分までバリバリ働きます!」
「……どういう意味?」
「えっ?」
「仕事しかないって。」
「あー、それは…仕事が生き甲斐って事です!一番自分らしくいられるというか…。あ、私、焼きサバ弁当でもいいですか?」
「え…あぁ、いいよ。」
あまりこの話は掘り下げられたくないな。
私は話題を変えて、お弁当を二つ持って、ダイニング兼リビングに滝本さんを誘導した。
私のアパートは1LDK。
とは言うものの、LDKスペースは広くはないので、ダイニングテーブルを置かずに、ソファーとローテーブルを置いている。
つまり"ダイニング兼リビング"にしている。
「やっぱり体調不良ではなかったけどな。」
今度はクスクス笑って、楽しそうに返された。
お昼から…バレていたんですね…?
「まぁ、話したくないなら聞かないけど、溜め込むなよ?」
「はい。」
「あ、あと、仕事が出来なくなるのも困るからな。」
「……はい。」
笑ったままで、からかうように言われたけれど、チクンと胸の奥が痛んだ。
「すみませんでした。月曜からは気を付けます…」
「おい、冗談だよっ。いや、困るのは事実だけど…そんな凹むなよ。」
トーンダウンして、呟くように答えた私に、滝本さんがあたふたする。
そんな滝本さんを見て、少し気分が上がった。
「ふふっ、大丈夫です。私には仕事しかないので。月曜からは今日の分までバリバリ働きます!」
「……どういう意味?」
「えっ?」
「仕事しかないって。」
「あー、それは…仕事が生き甲斐って事です!一番自分らしくいられるというか…。あ、私、焼きサバ弁当でもいいですか?」
「え…あぁ、いいよ。」
あまりこの話は掘り下げられたくないな。
私は話題を変えて、お弁当を二つ持って、ダイニング兼リビングに滝本さんを誘導した。
私のアパートは1LDK。
とは言うものの、LDKスペースは広くはないので、ダイニングテーブルを置かずに、ソファーとローテーブルを置いている。
つまり"ダイニング兼リビング"にしている。