この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
光 “I can see your halo.”
第2章 元カレと体調不良
「滝本さん、お酒飲みますか?ビール、焼酎、日本酒ならありますが。」
ソファーに座った滝本さんに、冷蔵庫を開けて話しかける。
「あはは、すげぇな。なんつー品揃え。」
「ははっ、おっさんくさいですよね。美怜と知花によく言われます。」
「お前は飲むの?飲むなら、俺も同じヤツもらおうかな。」
そう言われたので、冷蔵庫からビールの缶を二つ取り出して、テーブルについた。
ビールで乾杯をして、焼きサバ弁当を頂いた。
滝本さんは幕の内弁当を頬張っている。
「仕事帰りなのに…お弁当とか、お粥まで、ありがとうございました。」
「まぁ、何となく気になったからな。」
掴んでいたサバがポロッと落ちた。
えっ?気になった??
顔を上げると、滝本さんもこちらを見ていて、視線がバチッと合った。
「休憩から戻ってきた時の泣いた顔と、俺が帰れって言った時の青い顔。どっちも仕事中に見たことがなかったから。」
青い顔…か。
そんな顔してたんだ…
「悪かったな。俺も言い方がキツかった。」
「いっ、いえっ!あれは…当たり前です。それほどのミスを…しましたから…」
あぁ、思い出しても凹む。
どうして、あんなミス…
どうして、ちゃんと集中出来なかったのか。
「だから、そんなに凹むな。誰かが気付いて修正出来ればいいんだよ。その為のチームだろ?お前も誰かのミスを発見した事があるだろ?みんな、お互い様なんだよ。」
ソファーに座った滝本さんに、冷蔵庫を開けて話しかける。
「あはは、すげぇな。なんつー品揃え。」
「ははっ、おっさんくさいですよね。美怜と知花によく言われます。」
「お前は飲むの?飲むなら、俺も同じヤツもらおうかな。」
そう言われたので、冷蔵庫からビールの缶を二つ取り出して、テーブルについた。
ビールで乾杯をして、焼きサバ弁当を頂いた。
滝本さんは幕の内弁当を頬張っている。
「仕事帰りなのに…お弁当とか、お粥まで、ありがとうございました。」
「まぁ、何となく気になったからな。」
掴んでいたサバがポロッと落ちた。
えっ?気になった??
顔を上げると、滝本さんもこちらを見ていて、視線がバチッと合った。
「休憩から戻ってきた時の泣いた顔と、俺が帰れって言った時の青い顔。どっちも仕事中に見たことがなかったから。」
青い顔…か。
そんな顔してたんだ…
「悪かったな。俺も言い方がキツかった。」
「いっ、いえっ!あれは…当たり前です。それほどのミスを…しましたから…」
あぁ、思い出しても凹む。
どうして、あんなミス…
どうして、ちゃんと集中出来なかったのか。
「だから、そんなに凹むな。誰かが気付いて修正出来ればいいんだよ。その為のチームだろ?お前も誰かのミスを発見した事があるだろ?みんな、お互い様なんだよ。」